「おさらば」の意味とは!類語や例文!
皆さんは「おさらば」という言葉を聞いたことがあるかと思います。
この言葉は、時々使われる言葉ですが、意外とその意味を詳しく理解しないままに使っている人もいるかもしれません
そこで今回は、この「おさらば」について、説明をしていきたいと思います。
目次
- 「おさらば」とは?意味
- 「おさらば」の表現の使い方
- 「おさらば」を使った例文と意味を解釈
- 「おさらば」の類語や言い換え
「おさらば」とは?意味
「おさらば」とは「別れの挨拶をすること」を意味する言葉ですが、「別れること」そのものを指すこともあります。
「おさらば」の表現の使い方
「別れの挨拶のこと」や「別れる行為」を意味にしている「おさらば」ですが、「長年、住み慣れだこの街ともおさらばする」というような言い方で使われてます。
この使い方では、「別れる」という意味もありますが、「その場所を離れる」という解釈もできるでしょう。
「おさらば」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「おさらば」を使った例文をいくつか見ながら、どのようなシチュエーションが当てはまるかイメージしてみましょう。
- 「おさらば」を使った例文1
- 「おさらば」を使った例文2
「おさらば」を使った例文1
「この学校ともおさらばだ。これでやっと俺は自由になれる」
この時の「おさらば」は、「別れる」というよりも「卒業する」や「離れる」といった解釈の方が近いかもしれません。
とても苦しい学生時代をこの学校で過ごしたことは、もう思い出したくないくらいに、逃げ出すように「おさらば」していくのでしょう。
「おさらば」を使った例文2
「甘い汁をできるだけ吸って、後はおさらばするだけだ」
この例文はちょっと怪しいニュアンスが含まれています。
「甘い汁」とは何やら「悪いこと」をして利益を稼いで、後は「おさらば」、すなわち夜逃げするように逃げ出すような感じがします。
「おさらば」の類語や言い換え
「おさらば」を他の言葉で言い換えると、次のような言葉が類義語として挙げられます。
- 「さようなら」
- 「お達者で」【おたつしゃで】
「さようなら」
「さようなら」が「おさらば」に近い意味を持つ言葉で、「皆さん、さようなら」といった形で使われます。
「さようなら」は、「左様なら」と漢字で表現しますが、「それなら」や「それでは」という意味で別れる時の挨拶言葉です。
「お達者で」【おたつしゃで】
「お達者で」という言葉も「おさらば」の類義語になるでしょう。
「達者」とは「体がとても丈夫で健康なこと」を意味しており、「お達者で」になることで、「元気でいてくれ」ということを指しています。
「達者で暮らせよ」と言うような使い方になります。
「おさらば」という言葉の意味や使い方を紹介してきましたが、この言葉は人が使うような場面で耳にすることが多いかもしれません。
例文で使われるケースを見ると、「学校ともおさらばだ」というように、「その場所から逃げ出す」ような印象を覚えてしまいます。
そのことから、この言い回しを使っている本人はあまりいい感情を持っていないようにも思えます。
そのようなことから、「おさらば」が使えるケースは少し注意する必要がありそうです。