「早いもの勝ち」とは!意味や使い方!類語や言い換えを解釈
この「早いもの勝ち」は、民主主義における基本の1つだとも言われています。
目次
- 「早いもの勝ち」の意味とは?
- 「早いもの勝ち」の表現の使い方
- 「早いもの勝ち」を使った例文と意味を解釈
- 「早いもの勝ち」の類語や言い換え
「早いもの勝ち」の意味とは?
「早いもの勝ち」は、見た目の通り、先んじた人の勝ちだという意味で使う表現です。
例として、「残り1つのみ、早いもの勝ち!」と使われた時には、一番先にそれを欲しい(買いたい)と言った人にその権利が与えられます。
他の条件は一切なく、単に先に欲しい、そうしたいなどと名乗りを挙げた人の権利になるという解釈で広く使うことができ、「早いもの勝ちで3人まで」と使った時には、先着3人のこととなります。
- 「早いもの勝ち」の読み方
「早いもの勝ち」の読み方
「早いもの勝ち」は、「はやいものがち」と読んでください。
「早い者勝ち」としても同じ意味ですが、「速いもの(者)勝ち」は誤用になるので注意してください。
「早いもの勝ち」の表現の使い方
「早いもの勝ち」の表現の使い方を紹介します。
冒頭に、これは民主主義における基本だと書きましたが、日本のような民主主義の国では、「早いもの勝ち」は色々な場面において基本となっています。
例えば、新しい製品が出た時に、早くお店に並んだ順で購入できるシステムがその例で、欲しければ早くから並ぶことが必要だという販売、または入場が多いのは、民主主義国家ならではだと言っていいでしょう。
よって、日本ではこの仕組みと共に多用されている言葉で、はっきりそうとは表現されていなくても、暗にそうだと言っている事柄が多く存在しています。
「早いもの勝ち」を使った例文と意味を解釈
「早いもの勝ち」を使った例文と、その意味の解釈になります。
在庫に限りのある商品は、基本的に全てこれだと考えていいでしょう。
- 「早いもの勝ち」を使った例文1
- 「早いもの勝ち」を使った例文2
「早いもの勝ち」を使った例文1
「早いもの勝ちだったようで、あっという間に売り切れになっていた」
限定発売の商品は特にそうですが、そうでない商品でも、ロングセラーとなっている定番商品でもない限り、在庫に限りがあるものです。
その場合、先のように実質的な「早いもの勝ち」だと表現することができます。
「早いもの勝ち」を使った例文2
「抽選にして、早いもの勝ちにはしないことにした」
抽選による販売や入場などにしたと言っています。
公平を期すという意味ではそれが一番かも知れませんが、「早いもの勝ち」も公平と言えば公平なシステムだと考えられます。
それは、早く並ぶ、申し込むなどする行為に特に制限はないからです。
「早いもの勝ち」の類語や言い換え
「早いもの勝ち」と似た意味で使える言葉になります。
こちらの方が締まった表現となる為、「早いもの勝ち」より多く用いられています。
- 「先着順」【せんちゃくじゅん】
「先着順」【せんちゃくじゅん】
「早いもの勝ち」と同じ意味になる言葉で、公的な書類や場では普通はこちらが使われます。
テーマパークや通販サイトなどでも多く見られる表現です。
世の中は、遭えてそう表現しなくても、この「早いもの勝ち」になっている事柄が多数存在していると覚えておくといいかも知れません。