「躍動感」とは!意味や使い方!類語も解釈
日常会話やネット記事などで「躍動感」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「躍動感」の意味
- 「躍動感」の表現の使い方
- 「躍動感」の類語や言い換え
- 「躍動感」を使った例文と意味を解釈
「躍動感」の意味
「躍動感」の意味は以下の2つです。
1つ目は「生き生きとしていて、そのものの動きがはっきりと分る様子」という意味です。
主に生き物に対して使われ、活動している時の身体の動きや筋肉の様子、顔の表情から周囲の雰囲気などが、他の人に良く分ることを言います。
2つ目は「生き生きとした様子がよく伝わる様な表現などのこと」で、文章で読んだり、説明を聞いたりした時に、対象となるものがいかに生き生きとしているかが、他の人によくイメージできる様な表現のことを言います。
- 「躍動感」の読み方
- 「躍動感」の言葉の成り立ち
「躍動感」の読み方
「躍動感」の読み方は「やくどうかん」になります。
「躍」を「よう」と読み間違わない様にしましょう。
「躍動感」の言葉の成り立ち
「躍動感」は「躍動+感」で成り立っています。
「躍」は「おどる」とも読みますが、音楽などに合わせて舞う「踊る」とは違い、「高く跳ね上がる」「勢いよく動き回る」という意味です。
「動」は「うごく」とも読み、「ものが移動する」「振る舞い」「働き」「乱れる」「おどろく」「ときめく」という意味があります。
「感」は「深く心が動くこと」「ものごとに対して生じる心の動き」「ものごとの様子」という意味です。
これらの言葉が組み合わさり「勢いよく動き回る様子」という意味で使われています。
「躍動感」の表現の使い方
「躍動感」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- 第三者の捉え方として使う
文法的な使い方
「躍動感」は名詞であり、文末に使う時には「躍動感のある・ない」「躍動感溢れる」などになります。
副詞として使う時には「躍動感があり」「躍動感に溢れ」などになります。
第三者の捉え方として使う
「躍動感」は、「躍動」とは違い「感」があるので、他人が見たり聞いたりしてどの様に感じたかという度合いを表す言葉です。
同じものを見たり聞いたりしても「躍動感」が湧かない人もいるので、あくまで個人の意見として使いましょう。
「躍動感」の類語や言い換え
「躍動感」の類語や言い換えを紹介します。
- 「疾走感」【しっそうかん】
- 「活気のある」【かっきのある】
「疾走感」【しっそうかん】
「非常に速く走っている様に思えること」という意味です。
「活気のある」【かっきのある】
「生き生きとして元気があり、勢いに乗っている様子」という意味です。
「躍動感」を使った例文と意味を解釈
「躍動感」を使った例文と意味を解釈します。
- 「躍動感」を使った例文1
- 「躍動感」を使った例文2
「躍動感」を使った例文1
「躍動感溢れる素晴らしい写真を撮り、賞を取った」
被写体の動きがはっきりと分る写真を撮り、コンペで賞を取ったことを表しています。
「躍動感」を使った例文2
「躍動感のある表現で生き生きとした作品に仕上がっている」
絵画や彫刻で、動きがあり迫力のある作品に対する感想を述べています。
「躍動感」は「生き生きとしていて、そのものの動きがはっきりと分る様子」「生き生きとした様子がよく伝わる様な表現などのこと」という意味があります。
本物の様に動きを感じる時に使いましょう。