「本日をもって」とは!意味や使い方!類語も解釈
「本日をもって」は、その意味で色々なことに対して使える表現です。
目次
- 「本日をもって」の意味とは?
- 「本日をもって」の表現の使い方
- 「本日をもって」の類語や言い換え
- 「本日をもって」を使った例文と意味を解釈
「本日をもって」の意味とは?
「本日をもって」という言葉は、その日が何かの事柄の終わりの日だという意味で使います。
特に対象は選ばずに用いることができる言葉で、「本日をもって引退します」などという使い方で見聞きすることもあります。
- 「本日をもって」の読み方
「本日をもって」の読み方
「本日をもって」は、「ほんじつをもって」と読んでください。
「今日を~」としても意味は一緒ですが、一般にはこちらの「本日」の方がよく使われます。
また、漢字で表記すると「本日を以って」となり、堅い文章ではそのような表記で使われていることがあります。
「本日をもって」の表現の使い方
「本日をもって」の表現の使い方を紹介します。
その日で終わりだという意味になるので、数日間行われていた何かの公演の最終日や、その日で閉店となるお店などでよく使われます。
少しアレンジして「○○日をもって」という使い方もできる言葉で、その日が5日で「10日をもって~」とした時には、10日で終わりだと解釈してください。
日付にするだけでなく、「今週の金曜日をもって~」や「今月をもって~」といったように使っても構いません。
「本日をもって」の類語や言い換え
「本日をもって」と言い換えることができる言葉です。
これらに置き換えても意味は変わりません。
- 「本日限りで」【ほんじつかぎりで】
- 「本日を最後に」【ほんじつをさいごに】
「本日限りで」【ほんじつかぎりで】
「本日をもって閉店させていただきます」は、「本日限りで~」としても同じです。
やはりその日も含まれるという解釈になります。
「本日を最後に」【ほんじつをさいごに】
こちらもそのまま言い換えになり、「本日を最後に閉店させていただきます」のような使い方をよく見聞きするでしょう。
尚、これらも「本日」を「今日」と変えて使うことができます。
「本日をもって」を使った例文と意味を解釈
「本日をもって」を使った例文と、その意味の解釈になります。
- 「本日をもって」を使った例文1
- 「本日をもって」を使った例文2
「本日をもって」を使った例文1
「本日をもって、このチームは解散することになった」
その日でチームが解散すると使っています。
それまで全くそんな空気がなく、いきなり当日になってそのようなことを言われるのは稀でしょうが、もしそうであれば大変な騒ぎになるかも知れません。
「本日をもって」を使った例文2
「あるお店の前を通ったら、本日をもって移転すると貼り紙があった」
本日をもってということは、その日はまだそこで営業しています。
そのような告知は事前から「○○日をもって~」としているものですが、最終日ということで更に強調しているのだと思われます。
人間の心理として、そのような貼り紙があるとつい立ち寄ってしまいたくなるものです。
「本日をもって」は、特に難しい表現ではありません。
アレンジした「○○をもって」という形も含めて、その日で終わりだという表現だと覚えておけば問題ありません。