「濡れ場」とは!意味や使い方!類語も解釈
この「濡れ場」は、映画やドラマの中のそのようなシーンを指して使います。
目次
- 「濡れ場」の意味とは?
- 「濡れ場」の表現の使い方
- 「濡れ場」を使った例文と意味を解釈
- 「濡れ場」の類語や類義語
「濡れ場」の意味とは?
「濡れ場」とは、いわゆる男女の夜の営みが描かれるシーンのことです。
先のように、映画やドラマの中でそういったシーンがあると、「あの映画の濡れ場は結構すごかった」などと用いられる言葉です。
映像作品だけでなく、小説の中で描かれる同様のシーンもそう表現され、特に官能小説と呼ばれるジャンルでは作中のほとんどをこのシーンが占めています。
- 「濡れ場」の読み方
「濡れ場」の読み方
「濡れ場」は、「ぬれば」と読んでください。
元は歌舞伎からきている言葉で、その歌舞伎では男女の情事を「濡れ事」(ぬれごと)と表現することからこの言葉が誕生したとされています。
「濡れ場」の表現の使い方
「濡れ場」の表現の使い方を紹介します。
意味は前述の説明の通りですが、直接絡みがない女性のヌードシーンもこの言葉で呼ばれることがあります。
官能小説やポルノ映画でも使われる言葉ですが、アダルトビデオ(AV)に分類される作品では最初からそのようなシーンが前提となっている為、特にこの「濡れ場」とは使いません。
「濡れ場」を使った例文と意味を解釈
「濡れ場」を使った例文と、その意味の解釈になります。
作品の流れとして、このシーンが重要になっていたり、逆に特にそれほど意味がない場合もあります。
- 「濡れ場」を使った例文1
- 「濡れ場」を使った例文2
「濡れ場」を使った例文1
「この話に濡れ場は特に必要ないだろう」
そのシーンがなくても話自体に特に影響はないだろうと言っています。
そのような作品も中にはありますが、話題になることを考慮して無理に取り入れている場合も少なくありません。
「濡れ場」を使った例文2
「この映画は濡れ場だけが話題になっている気がする」
話そのものより、濡れ場が話題になるような映画も時にはあるもので、普段は決してそのようなシーンに登場しない女優が演じた時などにそういったことになりがちです。
また、作品として最初からそれが狙いだという場合もあると考えていいでしょう。
「濡れ場」の類語や類義語
「濡れ場」の類語や類義語を紹介します。
これらの方が見聞きする機会が多い言葉です。
- 「ベッドシーン」【べっどしーん】
- 「ラブシーン」【らぶしーん】
「ベッドシーン」【べっどしーん】
その場面がベッドではなくても、「濡れ場」に相当するシーンをこのように呼んでいます。
「濡れ場」では響きが悪いと思った時には、この言葉に置き換えて使ってください。
「ラブシーン」【らぶしーん】
映画やドラマなどの男女の恋愛シーン全般に使われる表現です。
「濡れ場」を含んで使う場合もありますが、そこまではいかないシーンに用いられることが多く、ちょっとしたキスの場面などまで表現できる言葉です。
「濡れ場」は今ではあまり見聞きしなくなってきている言葉で、上で挙げた「ベッドシーン」と呼ばれることが増えています。
こちらの方が比較的響きがスマートなのがその理由だと考えていいでしょう。