「尻に敷かれる」とは!意味や使い方!例文も解説
「尻に敷かれる」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「尻に敷かれる」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「尻に敷かれる」の意味
- 「尻に敷かれる」の表現の使い方
- 「尻に敷かれる」を使った例文と意味を解釈
- 「尻に敷かれる」の類語
「尻に敷かれる」の意味
「尻に敷かれる」とは、妻が夫より強く、妻が自由に振舞うこと、妻に主導権があることを言います。
- 「尻に敷かれる」の読み方
「尻に敷かれる」の読み方
「尻に敷かれる」の読み方は、「しりにしかれる」になります。
「尻に敷かれる」の表現の使い方
「尻に敷かれる」を使った表現を紹介します。
「尻に敷かれる」とは、妻から軽く見られている、妻が強い、妻に主導権をとられているといった意味で、ようするに夫側から見て言う言葉です。
もしくは周囲の人が夫婦を見て「妻が強い」と言う時に使う表現でもあります。
男性にすればあまり言われたくない言葉ではないでしょうか。
しかし自虐的に恐妻家として笑いをとったり、そのように見せかけたい人は「僕は、尻に敷かれていますから」などと自分で言うこともあります。
一方の妻側も「夫を尻に敷く」妻であると人から言われることに嫌な気分になる人もいるでしょう。
ですからこの言葉は冗談が通じる相手、笑いをとるといった時に使う言葉であり、冗談が通じない間柄の人には言わない方が賢明なのです。
笑いをとるつもりで言ったのに、相手が怒ったり、傷ついたりという反応を見せる可能性もありますので注意しておきましょう。
「尻に敷かれる」を使った例文と意味を解釈
「尻に敷かれる」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「尻に敷かれる」を使った例文1
- 「尻に敷かれる」を使った例文2
「尻に敷かれる」を使った例文1
「彼はあの調子じゃ、あっという間に尻に敷かれるな」
「尻に敷かれる」とは、妻の方が強く、夫の方が弱いといった意味合いで使います。
また妻が夫を軽く見て、自由に振舞うといったことでもあります。
つまり気の強い女性、気の弱い男性といった見た目、雰囲気がありますと例文のようなことを言われるわけです。
「尻に敷かれる」を使った例文2
「冗談でも、尻に敷かれているなんて会社で言わないで。私が鬼嫁みたいじゃない!」
「尻に敷かれる」とは男性側が、妻のことを愛していて尽くすことを自虐的に言うこともあります。
のろけ的な意味合いでもあるのですが、例文は冗談であっても言わないで欲しいと妻側が言っているのです。
「尻に敷かれる」の類語
「尻に敷かれる」の類語や言い換えを紹介します。
- 「かかあ天下」【かかあでんか】
- 「旦那を服従させる」【だんなをふくじゅうさせる】
「かかあ天下」【かかあでんか】
「かかあ天下」とは、妻が家庭を支配していて、夫の権力が弱いといった意味になります。
「うちは新婚当時から、完璧にかかあ天下だな」「案外かかあ天下の方が、男は気楽だ」などと使います。
「旦那を服従させる」【だんなをふくじゅうさせる】
「旦那を服従させる」とは、その言葉通り、妻が夫を支配して自分につき従わせることを言います。
「彼女は結婚したら、間違いなく旦那を服従させるタイプだろう」という風に使います。
いかがでしたでしょうか。
「尻に敷かれる」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。