「拠り難い」とは!意味や使い方!類語や言い換えを解釈
「拠り難い」という表現は「一人の専門家の意見だけでは拠り難いです」などの文章で使われますが、「拠り難い」にはどのような意味があるのでしょうか?
「拠り難い」という表現の「意味・読み方・使い方・例文と解釈・類語や言い換え」について、詳しく解説していきます。
目次
- 「拠り難い」の意味
- 「拠り難い」の表現の使い方
- 「拠り難い」を使った例文と意味を解釈
- 「拠り難い」の類語や言い換え
「拠り難い」の意味
「拠り難い」という表現は、「ある物事・主張の根拠や証拠にすることが難しい」や「根拠・証拠として十分なものとはいえない」、「ある人を頼りにすることが難しい」ということを意味しています。
「拠る(よる)」には「依拠する・頼る・証拠にする」といった意味合いがあります。
「拠り難い」というのは、「ある物事(言い分)の根拠・理由・証拠・基準にすることは難しい」や「根拠・理由・証拠・基準として採用するには十分なものではない」を意味している表現なのです。
- 「拠り難い」の読み方
「拠り難い」の読み方
「拠り難い」の読み方は、「よりがたい」になります。
「拠り難い」の表現の使い方
「拠り難い」の表現の使い方を紹介します。
「拠り難い」の表現の使い方は、「それでは、ある物事や事件の根拠・理由・基準にすることが難しい場合」や「ある人に頼ることが困難な時」に使うという使い方になります。
例えば、「少人数のアンケートを証拠として提出しても拠り難いと思います」といった文章で使用することができます。
「拠り難い」を使った例文と意味を解釈
「拠り難い」を使った例文を紹介して、その意味を解釈していきます。
- 「拠り難い」を使った例文1
- 「拠り難い」を使った例文2
「拠り難い」を使った例文1
「被告は拠り難い、いい加減なデータを裁判に提出しましたが、すぐに原告から反論を受けていました」
この「拠り難い」を使った例文は、「拠り難い」の表現を、「被告は証拠・根拠とするには不十分でいい加減なデータを、裁判に提出しましたが」という意味を持つ文脈で使っています。
「拠り難い」を使った例文2
「私の実家には拠り難いので、私は仕方なく高校を卒業してからすぐに就職して家を出たのです」
この「拠り難い」を使った例文は、「私の実家は頼りにすることが難しいので」という意味合いで、「拠り難い」という表現を使用しています。
「拠り難い」の類語や言い換え
「拠り難い」の類語や言い換えを紹介して、その意味を説明していきます。
- 「依拠しづらい」【いきょしづらい】
- 「頼れない」【たよれない】
「依拠しづらい」【いきょしづらい】
「拠り難い」の表現は、「ある事柄が証拠・根拠・理由としては不十分であり、依拠することが難しい」という意味合いを持っています。
「依拠しづらい」の表現は、「根拠や理由にすることが難しい」や「頼りにしづらい」を意味しています。
その意味合いから、「拠り難い」の表現は「依拠しづらい」という表現に言い換えることが可能なのです。
「頼れない」【たよれない】
「拠り難い」という表現は、「その相手(他者)を頼りにすることが難しい・十分に頼ることができない」ということを意味しています。
この意味から、「拠り難い」とよく似た意味を持つ類語として、「頼れない」という表現を上げることができます。
この記事で紹介した「拠り難い」の表現には、「根拠・証拠・基準として十分なものとはいえない」や「頼りにすることが難しい」などの意味があります。
「拠り難い」の類語・類義語として、「依拠しづらい」「頼れない」などがあります。
「拠り難い」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。