「実人数」とは?意味!「延べ人数」との違い
この「実人数」は、記録として大切になることが少なくありません。
目次
- 「実人数」とは?
- 「実人数」と「延べ人数」の違い
- 「実人数」の表現の使い方
「実人数」とは?
「実人数」とは、「実際の人数」の略だと解釈できる言葉です。
何かの作業などに関わった実際の人数が知りたいといった時に使われることが多い言葉で、同じ人は何度それに関わろうとも1人としかカウントしません。
例えば、2日間に及ぶ作業で、共に5人が作業したとします。
その5人が全く同じ人であれば、「実人数」は5人となりますが、2日目に2人違う人が入っていた場合には7人となります。
「実人数」と「延べ人数」の違い
この「延べ人数」は、その作業などを行った「合計人数」という意味で使う言葉になります。
同じ人が2回作業をすれば2人とカウントし、先の2日間の作業では、2日とも5人が作業しているのでその合計の10人がこの「延べ人数」になるという訳です。
2日間とも全く違う人だった場合でも同様で、その時には「実人数」も同じ10人になります。
複数の日程で開催されるイベントなどでの来場者の発表は、同じ人がまた来たという判断まではしておらず、こちらの「延べ人数」で行われていると考えていいでしょう。
「実人数」の表現の使い方
この「実人数」は、実際に何人が関わった(来てくれた)かを調べる為に使われる言葉です。
それに対して「延べ人数」は、何人分の力が必要だったか、またはどれだけの人数分が訪れたかという判断の為に用いる表現になります。
多くの場合で「延べ人数」の方が使われることが多いですが、その中から「実人数」を把握しておくと、作業ができるのは実際には何人だけ、実際に来てくれた人は何人だといったことの記録となります。
「実人数」が必要になるのは、上のように、その作業ができるのは何人なのかということを知りたいような場合です。
3日間の延べ人数で15人だったとしても、毎日同じ人であれば、実際の作業は5人だけで行っていたと分かります。