「外伝」とは!意味や使い方!言い換えと解釈
この「外伝」は、漫画や映画、ゲームなど「ストーリー」がある対象でお馴染みです。
目次
- 「外伝」の意味とは?
- 「外伝」の表現の使い方
- 「外伝」を使った例文と意味を解釈
- 「外伝」の類語
「外伝」の意味とは?
「外伝」とは、本編とは別に構成された独立した内容のことで、本編のストーリーの補完になるものや、本編中の1人のキャラクターにスポットライトが当たっているものが多くなっています。
本編がヒットすると、この外伝が制作されるという流れが一般的で、何かの「外伝」とそのままうたっているものと、特にそのように発表はないものの、どう見てもそうだろうと分かるものがあります(制作サイトはもちろんその気で発表しています)。
- 「外伝」の読み方
「外伝」の読み方
「外伝」は、「がいでん」と読む言葉です。
元々(本編の制作時から)そのような構想があったというケースも少なからずあるものの、ほとんどは本編のヒットを受けて制作されるものだと考えていいでしょう。
「外伝」の表現の使い方
「外伝」の表現の使い方を紹介します。
先のように、本編とは別の独立した別の内容になりますが、その内容が本編と密接に絡んでいるものや、それを見ない(プレイしない)と本編の中の一部の意味が分からないというものも多くなっています。
原則的に本編の後から出てくるものなので、そこで語り切れなかった内容の補完として制作されるものが多いと言っていいですが、人気が出たキャラクターをもっと深く語る為に制作されるという場合も増えており、中にはアンケートで誰の外伝が見たい(プレイしたい)かといったことが募集される場合もあります。
よって、言葉としては「あの作品、○○って外伝があるの知ってる?」などと使われ、本編の「前日譚」に当たる内容のいわゆる「エピソードゼロ」的な作品もこの1つです。
「外伝」を使った例文と意味を解釈
「外伝」を使った例文と、その意味の解釈になります。
言葉としては、これを見た、知っているのような使い方が多いと言えるでしょう。
- 「外伝」を使った例文1
- 「外伝」を使った例文2
「外伝」を使った例文1
「ゲームはちょっとヒットすると、すぐに外伝ばかり出して引っ張る傾向が多い」
これはよく言われていることで、そうすることで新しい構想を1から練って制作するより、容易に新しいゲームが出せます。
ですが、それにも限度があるというもので、そのようなものばかりだとさすがにユーザーも離れていってしまうことになりそうです。
「外伝」を使った例文2
「外伝と本編の内容で矛盾している部分があった」
これもよくあることで、外伝の方で話を膨らませてしまった為に本編とは辻褄が合わない内容が含まれていることが少なくありません。
また、「後付け」の設定が多数盛り込まれるような場合も多いのが外伝の1つの特徴だと言えるでしょう。
「外伝」の類語
「外伝」と同じ意味になる他の言葉です。
先の「エピソードゼロ」は、「外伝」の中の1つ(種類)という扱いになります。
- 「サイドストーリー」
- 「スピンオフ」
「サイドストーリー」
英語で「外伝」となり、そちらより見聞きする機会が多い言葉です。
意味は全く同じなので、どちらを使っても構いません。
「スピンオフ」
こちらも「外伝」とほとんど一緒の意味になりますが、「本編」から作り出されたものという意味が強い言葉になります。
よって、最初からその「外伝」の構想があったものには使わないと考えてください。
「外伝」は、「続編」とは違って直接本編の続きになるものではなく、それより過去や同時系列の話になります。
中には続編と似たようなものもありますが、基本的に言葉としてはそのようなものは含みません。