「良作」とは!意味や使い方!解釈
この「良作」は、そこまで褒めているという訳でもない表現だと覚えておきましょう。
目次
- 「良作」の意味とは?
- 「良作」の表現の使い方
- 「良作」を使った例文と意味を解釈
- 「良作」の類語と解釈
「良作」の意味とは?
「良作」とは、良い出来の作品という意味になりますが、「とても良かった」という所まではいかず、「良い」、「普通」、「悪い」という三段階評価であれば、「良い」に入る部類です。
もっと細かい五段階評価になると、普通の1つ上という位置で、一番上とはならない表現です。
言葉で表現するなら、「悪くはない」よりは上になる評価だと考えて構いませんが、「そこまで良いとも言えない」程度だと解釈してください。
- 「良作」の読み方
「良作」の読み方
「良作」は、「りょうさく」と読む言葉です。
「良い作品」を縮めた言葉だと考えると、かなりの評価だともとれてしまいますが、これより上の評価になる言葉がいくつか存在する為、先のように、そこまでという訳でもない場合に使われることが多い言葉となっています。
「良作」の表現の使い方
「良作」の表現の使い方を紹介します。
この言葉で表現される作品は、平均以上の水準ではあるものの、とても優れているとは言えないと考えていいでしょう。
映画やゲームソフトや評判で、この「良作」と称されるタイトルはいくつもありますが、これより上の評価になると、かなり数が減ると思って構いません。
その為、冒頭のようにそこまで褒めて使う言葉ではなく、一般的にこの上になる表現の「名作」、更に「秀作」や「傑作」などのもっと上の表現が存在しています。
「良作」を使った例文と意味を解釈
「良作」を使った例文と、その意味の解釈です。
決して悪い言葉ではないので、このような評価をされれば、とりあえずは安心だという場合も多いでしょう。
- 「良作」を使った例文1
- 「良作」を使った例文2
「良作」を使った例文1
「良作と呼ばれるゲームをプレイしてみたが、何となく今ひとつな感だった」
決して面白くないという訳でもないが、すごく面白いとも思わなかったといった感想のようです。
ゲームの評価でこの言葉が使われる場合には、値段の分くらいは遊べるゲームという程度に考えておいた方がいいかも知れません。
「良作」を使った例文2
「これで良作とは、とても厳しい評価な気がする」
もっと上になる「名作」や「秀作」と評価されてもいいのではと考えているようです。
作品に対する評価は人それぞれの部分も大きいので、逆に世間的に「名作」と称されていたとしても、自分からすると「良作」程度だろうと思うようなこともあるでしょう。
「良作」の類語と解釈
「良作」と似た意味で使える言葉です。
この言葉と同じように、そこまで良いとも言えないという評価に対して使われます。
- 「佳作」【かさく】
「佳作」【かさく】
及第点には達しているという評価に使われる言葉です。
この「及第点」とは、100点満点のテストだとすると、平均点からプラス10点くらいの範囲に対して用いられる言葉で、「良作」と表現される範囲も同様だと解釈していいでしょう。
「良作」は、そこまですごいという表現にはなりませんが、大抵の人が悪いとは思わない出来のことだと捉えてください。