「胴長短足」とは!意味や読み方・長所や短所など解説
体型について話題にしている時に「胴長短足」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、メリット・デメリットも併せて紹介します。
目次
- 「胴長短足」の意味
- 「胴長短足」の表現の使い方と注意点
- 「胴長短足」の長所と短所
- 「胴長短足」を使った例文と意味を解釈
「胴長短足」の意味
「胴長短足」の意味は「身体のバランスとして胴が長く、足が短いこと」です。
胴が長ければそれだけ足は短くなるもので、「胴長」の人は「短足」ということになります。
昔から日本人の典型的な体型と言われ、足の長い西洋人とは明らかに骨格が違います。
- 「胴長短足」の読み方
- 「短足」の基準
「胴長短足」の読み方
「胴長短足」の読み方は「どうながたんそく」になります。
「胴長」を「どうちょう」と読み間違わない様にしましょう。
「短足」の基準
「短足」には基準があります。
日本人の股下の平均比率は45パーセントであり、これ以下が「短足」と言われるのです。
股下比率の計算方法は「股下÷身長×100」で、単純に長さの問題ではなく、身長に対してどれ位の割合であるかが問題になるのです。
「胴長短足」の表現の使い方と注意点
「胴長短足」の表現の使い方と注意点を紹介します。
- 文法的な使い方
- 女性に対して使わない
文法的な使い方
「胴長短足」は名詞であり、文末に使う時には助動詞を伴って「胴長短足だ・である」になります。
前後に対象となる人物や動物を入れて使います。
女性に対して使わない
「胴長短足」は単なる事実であり、人を侮辱する意味はありません。
但し、身体的な特徴を表す言葉ですので、特に女性に対しては使うのは避けましょう。
「胴長短足」の長所と短所
「胴長短足」の長所と短所を紹介します。
- 「胴長短足」の長所
- 「胴長短足」の短所
「胴長短足」の長所
「胴長短足」の長所は以下の3つです。
1つ目は「安定感がある」という点です。
足が短い分重心が低くなるので、安定性が高く、相撲やレスリングなどの格闘技に有利になります。
2つ目は「小回りがきく」という点です。
足が短い方が細かく動き回れるので、サッカーやバスケなどに有利になります。
3つ目は「映画が見易い」という点です。
座高が高い分、椅子に座った時に前が見易くなります。
但し、後ろの席の人は迷惑をします。
「胴長短足」の短所
「胴長短足」の短所は以下の3つです。
1つ目は「ボトムスの裾上げが必要」という点です。
ショップでジーンズやパンツを買う時に、大幅な裾上げが必要になり、元々のデザインが変わってしまうことがあります。
2つ目は「見た目がカッコ悪い」という点です。
やはり足の長いモデル体型の男性の方がカッコよくて目立つので、女性にモテるのです。
3つ目は「歩幅が短い」という点です。
人と歩いている時に、他の人がゆっくりでも何故か小走りに見えてしまいます。
「胴長短足」を使った例文と意味を解釈
「胴長短足」を使った例文と解釈を紹介します。
- 「胴長短足」を使った例文1
- 「胴長短足」を使った例文2
「胴長短足」を使った例文1
「ダックスフンドは胴長短足だが猟犬だ」
ダックスフンドは胴が長く足が短いのですが、元々は猟犬として飼われていたことが分かっています。
「胴長短足」を使った例文2
「最近は胴長短足の若い人が少なくなった」
昔の日本人は皆足が短かったのですが、最近では食事が西洋化されたことから、足の長い若い人が増えたと言っています。
「胴長短足」は「身体のバランスとして胴が長く、足が短いこと」という意味です。
日本人の代表的な体型ですので堂々としましょう。