「考え込む」とは!意味や使い方!類語や例文も解釈
ビジネスや日常会話で「考え込む」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「考え込む」の意味
- 「考え込む」の表現の使い方
- 「考え込む」を使った例文と意味を解釈
- 「考え込む」の類語と解釈
「考え込む」の意味
「考え込む」は「一つのことに集中して深く考えること」という意味です。
あるものごとについて思い悩んだ時に、他のことは頭に入らず、そのことだけを真剣に考えることを言います。
黙って考えていることが多く、他の人から見ると何もせずにぼうっとしている様に見えることもあります。
- 「考え込む」の読み方
- 「考え込む」を分解して解釈
「考え込む」の読み方
「考え込む」は「考え込む」と読みます。
特に難しい漢字ではないので、読み書きできる様にしておきましょう。
「考え込む」を分解して解釈
「考え込む」は「考え+込む」で成り立っています。
「考え」は動詞「考える」の連用形で「結論を導き出す」「予測する」「意図する」「一連の事情についてあれこれ思う」「工夫する」という意味があります。
「込む」は「一箇所に人やものが集まって混雑する」という意味の他に、動詞の連用形に付き「中に入る・入れる」「すっかりその状態になる・なり続ける」「徹底的にする」という意味で使われています。
これらの言葉が組み合わさり「あるものごとについて徹底的にあれこれと思うこと」として使われています。
「考え込む」の表現の使い方
「考え込む」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- 動作が止まっている時に使う
文法的な使い方
「考え込む」は動詞を含んだ表現であり、文末にそのまま使えます。
副詞として使う時には「考え込んで」「考え込み」になります。
動作が止まっている時に使う
「考え込む」は「考える」よりも深く集中して結論を出そうとする時の表現です。
何かをしながら考えるのではなく、動作を止めてそのことだけを考えている時に使われます。
「考え込む」を使った例文と意味を解釈
「考え込む」を使った例文と意味を解釈します。
- 「考え込む」を使った例文1
- 「考え込む」を使った例文2
「考え込む」を使った例文1
「彼は考え込んだ末に『やってみましょう』と言った」
多少無理なお願いや条件を出したところ、しばらくじっと深く考えている様子でしたが、自分でそれができるという結論が出たらしく、条件を飲んだことを表しています。
「考え込む」を使った例文2
「旅行のプランで2つの選択肢を与えられて考え込んでしまった」
旅行で2つのプランを見せられてどちらかに決めて欲しいと言われたのですが、どちらにもメリット・デメリットがあり、結論を出すまでに時間がかかってしまったことを表しています。
「考え込む」の類語と解釈
「考え込む」の類語と解釈を紹介します。
- 「くよくよする」【くよくよする】
- 「思い巡らす」【おもいめぐらす】
「くよくよする」【くよくよする】
「幾ら考えてもどうしようもないことを気にする」という意味です。
「思い巡らす」【おもいめぐらす】
「あれこれと想像したり考えたりする様子」という意味です。
「考え込む」は「一つのことに集中して深く考えること」という意味です。
何かに対してひたすら思い詰める様に考えている人に対して使いましょう。