「へんてこ」とは？意味や別名など！徹底解説

「へんてこ」とは?

「へんてこ」は、とても妙な様子や、理屈に合っていないことを表す為に使います。

「何だ、このへんてこな形は?」といったように使うと、その形がとても妙だと言っていることになり、「へんてこなことばかり言っている」とすれば、理屈が通らないことばかりだと表現していると考えていいでしょう。

漢字表現もある言葉で、「変梃」という表記になります。

ですが、「梃」(てこ)という漢字が少々難しい為、漢字で使うとしても「変てこ」と表現するに留めることがほとんどです。

「へんてこ」と方言

この「へんてこ」は、特に方言ではありません。

標準語だと考えて構わない言葉で、関西では「へんちき」と使われることが多いです。

「へんてこ」の形を少し変えた「へんてこりん」という使い方がありますが、「へんちき」も「へんちくりん」と変えて使うことができます。

四国地方では「へっぱくげな」で「へんてこな」という解釈になり、他にもこの言葉の意味になる方言がいくつか存在しています。

「へんてこ」の類語

「へんてこ」と似た意味のある言葉です。

これらも標準語だという理解で構いません。

• 「妙ちくりん」【みょうちくりん】
• 「けったいな」【けったいな】

「妙ちくりん」【みょうちくりん】

「へんてこ」とは少々ニュアンスが異なりますが、「何ともおかしい」という意味で使われる言葉になります。

「妙ちくりんな話だな」などと用いられ、理屈に全く合わなかったり、意味が通らない話だと言っていることになります。

「けったいな」【けったいな】

関西でよく見聞きする言葉で、上の「妙ちくりん」とよく似た意味になります。

「けったいな話やな」と使った場合、理屈に合わないおかしな話だと解釈していいでしょう。

関西弁と言える言葉ですが、標準語の地域でも用いられることがあります。