「ど素人」とは!意味や使い方!類語や例文も解釈
この「ど素人」という言葉は、そのようだと思う相手に対して使われます。
目次
- 「ど素人」の意味とは?
- 「ど素人」の表現の使い方
- 「ど素人」を使った例文と意味を解釈
- 「ど素人」の類語と解釈
「ど素人」の意味とは?
「ど素人」とは、その分野やジャンルに対して全く何の知識や経験もない素人だと表現する為の言葉です。
ただ「素人」と表現するより強く「何も知らない」と強調することになります。
多少は知識や経験があってもこのように表現されてしまう場合がありますが、その理由は、それくらいでは何も知らないも同然だと思われてしまう為です。
その分野などでかなりのエキスパートと言えるレベルの人から見ると、多少知っているという程度では何も知らないのと変わらないからです。
- 「ど素人」の読み方
「ど素人」の読み方
「ど素人」は、「どしろうと」と読みます。
「素人」という言葉に「ど」を付けて、「全くの」という意味として使っています。
「素人」のままであれば、何も知らないとまではいかず、「初心者」程度の表現に留まりますが、この「ど素人」とするとその初心者のレベルにさえ達していないことになります。
「ど素人」の表現の使い方
「ど素人」の表現の使い方を紹介します。
例えば、初めてスキーをするという人は、そのスキーに関してはこの「ど素人」と呼ばれても仕方ありません。
1、2回はやったことがあるというレベルになると、「初心者」に格上げされると考えるといいでしょう。
このように、要はそれについて何も分かっていない(実際にやったことがない)といった意味になる言葉で、先ほどのスキーを例に挙げると、知識だけはあっても実際に滑ったことは1回もないというのであれば「ど素人」となると考えてください。
「ど素人」を使った例文と意味を解釈
「ど素人」を使った例文と、その意味の解釈です。
あまりいい言葉ではないので、使う相手には注意が必要になります。
- 「ど素人」を使った例文1
- 「ど素人」を使った例文2
「ど素人」を使った例文1
「こんなことも知らないとは、ど素人もいいところだな」
このような用い方をすることも多い言葉で、本当に何も知らないんだなと強く表現している使い方になります。
もちろんいい意味で使っているはずがないので、目上の人にはまず用いることはできない使い方になります。
「ど素人」を使った例文2
「ど素人にしては、筋がいいと言われた」
初めてそれをするにしてはうまい方だと言われたことになります。
けなしているのか褒めているのか分からない使い方になりますが、用い方として間違ってはおらず、まま見聞きすることがあります。
「ど素人」の類語と解釈
「ど素人」と似た意味で使える言葉です。
やはり、いい意味で使われることはないと考えていいでしょう。
- 「すぶの素人」【すぶのしろうと】
「すぶの素人」【すぶのしろうと】
「すぶの」は「全くの」という意味の言葉なので、「ど素人」と同様の表現になります。
こちらも目上の人には用いるべきではなく、使うなら友達同士や同僚、後輩くらいに留めておいてください。
「ど素人」と表現されてしまうのは、実際にそうだとしてもあまり気持ちのいいものではありません。
よって、人に対して用いる場合にはその点を充分に考慮した上で使うべき言葉です。