「ご無沙汰しております」とは!意味や使い方!類語や例文も解釈
「ご無沙汰しております」は、丁寧な挨拶の表現として使われます。
目次
- 「ご無沙汰しております」の意味とは?
- 「ご無沙汰しております」の表現の使い方
- 「ご無沙汰しております」を使った例文と意味を解釈
- 「ご無沙汰しております」の類語と解釈
「ご無沙汰しております」の意味とは?
「ご無沙汰しております」という言葉は、ビジネスでも多用される挨拶の表現の1つで、一般的に1ヶ月以上直接その相手と会ったり、連絡もとっていなかったという場合の挨拶として使われます。
数年間そうだったという状態にも使える言葉で、1週間や2週間程度ではまず用いません。
堅い表現になる為、先のようにビジネス、または目上の人、世話になった人などが対象になり、そこまでの間柄でなければ使うべきではありません。
- 「ご無沙汰しております」の読み方
「ご無沙汰しております」の読み方
「ご無沙汰しております」は、「ごぶさたしております」と読みます。
「沙汰」(さた)は「連絡」のことで、「ご無沙汰」という形にするとそれが全くないことになり、「ご無沙汰しております」とすることで、そのような状態でしたと表現している言葉となっています。
「ご無沙汰しております」の表現の使い方
「ご無沙汰しております」の表現の使い方を紹介します。
この言葉は前述のように、しばらく会ったり、連絡もとり合っていなかった人に使う挨拶の表現になります。
基本的に自分より上の立場、またはそれほど親しくない人に対して使う表現なので、同年代や親しい仲に使うと堅過ぎる言葉になってしまいますが、そのような場合には「ご無沙汰」とだけ使うことができます。
この形は意味は一緒ながら、いわゆる「タメ口」表現になると考えてください。
「ご無沙汰しております」を使った例文と意味を解釈
「ご無沙汰しております」を使った例文と、その意味の解釈になります。
ビジネスでは他社の人間に対してよく用いられます。
- 「ご無沙汰しております」を使った例文1
- 「ご無沙汰しております」を使った例文2
「ご無沙汰しております」を使った例文1
「ご無沙汰しておりますが、お変わりないでしょうか」
年賀状に添える一言として、このように使うことがままあります。
後ろを「お元気でしたか」などとすることも多く、それなりに親しい関係であれば、ビジネスでもしばらく連絡や取引が無かった相手に使うことができます。
「ご無沙汰しております」を使った例文2
「もうあれから5年でしょうか、長らくご無沙汰しております」
「ご無沙汰しております」だけで、長い期間直接会ったり、何も連絡をとり合っていなかったことになりますが、それが数年ともなっていた場合には、このように頭に「長らく」などと付けて使うといいでしょう。
「ご無沙汰しております」の類語と解釈
「ご無沙汰しております」と同様に、珍しく会う、連絡するといった機会に使う言葉になります。
これらの方がそこまで堅さがない為、使いやすい表現となっています。
- 「お久しぶりです」【おひさしぶりです】
- 「しばらくぶりです」
「お久しぶりです」【おひさしぶりです】
一般的に「ご無沙汰しております」より、こちらの方が用いられる機会が多い言葉です。
「ご無沙汰しております」は謙譲表現になりますが、こちらは丁寧語の為、そこまで堅さがありません。
タメ口表現にする場合は「久しぶり」と使い、仲間内であればこの形で構いません。
「しばらくぶりです」
上の「お久しぶりです」より表現的に堅くなり、「ご無沙汰しております」よりはそれが下だと解釈できる言葉です。
「しばらくぶり」とだけ使うと、こちらもタメ口として用いることができます。
「ご無沙汰しております」や類語の2つは、どれも意味として一緒です。
これらを相手によって使い分けるといいでしょう。