「ご指導のほど」の意味とは!例文や使い方!
仕事をしている人達にとっては、周りの人達から色々なアドバイスを受けたり教えを乞うことがよくあります。
その時に使われる言葉として、「ご指導のほど」という言い回しがあるのですが、どのような意味が込められているのでしょうか?
そこで今回は、この「ご指導のほど」について考えていきたいと思います。
目次
- 「ご指導のほど」とは?意味
- 「ご指導のほど」の表現の使い方
- 「ご指導のほど」を使った例文と解釈
- 「ご指導のほど」の言い換え
「ご指導のほど」とは?意味
職場や取引先の人に対してよく使われる「ご指導のほど」は「指導してもらうようお願いしたい」、あるいは「指導してくれるようにお願いします」というような意味合いがあります。
「ご指導」のベースとなる「指導」に「ご」を付けて敬語にしており、「のほど」には「相手にお願いする」意図が含まれています。
「ご指導のほど」の表現の使い方
「ご指導のほど」は、「是非とも指導してもらいたい」という意味が込められていますので、目上の人や年上の人に対して、教えを受けだい時に使うことになります。
「ご指導のほど」を使った例文と解釈
では、ここで「ご指導のほど」を使った例文を見ながら、具体的な活用シーンをイメージしてみることにしましょう。
- 「ご指導のほど」の使った例文1
- 「ご指導のほど」の使った例文2
「ご指導のほど」の使った例文1
「これから大きなプロジェクトをやり遂げるためにも、ご指導のほど何卒よろしくお願い致します」
この例文のような使い方は「ご指導のほど」の典型的な用法と言えるでしょう。
立場の上の人に対して、何かしらの指導をお願いするようなシチュエーションで使われています。
また、他のビジネスシーンでは、メールの締めの文としても使っています。
「ご指導のほど」の使った例文2
「今後もますます皆様に愛される企業に発展していく所存です。ご指導のほど何卒よろしくお願い申し上げます」
これもビジネスシーンでよく使われるフレーズです。
文章の末尾に付け加えられるセンテンスとして書かれています。
「ご指導のほど」の言い換え
では、「ご指導のほど」を他の言葉で言い換えると、どのような言い回しができるかを挙げてみることにします。
- 「ご指導賜りたく」【ごしどうたまわりたく】
- 「ご指導頂きたく」【ごしどういただきたく】
「ご指導賜りたく」【ごしどうたまわりたく】
「ご指導賜りたく」が「ご指導のほど」の言い換えは表現として使うことができます。
ここで言う「賜りたく」の原型となる「賜る」は、「もらう」の謙譲語であり、「目上の人からもらう」という意味合いがあります。
「ご指導頂きたく」【ごしどういただきたく】
「ご指導頂きたく」も「ご指導のほど」と同じ意味で使うことができます。
「頂く」は、「上の者として敬い仕える」という意味を持っており、「たく」には相手に対する願望のニュアンスが含まれています。
「ご指導のほど」を見てきましたが、この言葉は、ビジネスの中ではよく使われる言葉です。
色々な場面で、お願いをする場合や御礼の末文としての活用ができますので、是非、ここでしっかりとマスターしておくようにしておきましょう。