「指導を仰ぐ」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
指導を仰ぐ、という表現を知っているでしょうか。
学校でも職場でもこのような態度は非常に重要です。
ここでは指導を仰ぐという表現について紹介します。
目次
- 「指導を仰ぐ」とは?
- 「指導を仰ぐ」の表現の使い方
- 「指導を仰ぐ」の英語と解釈
- 「指導を仰ぐ」を使った例文と意味を解釈
- 「指導を仰ぐ」の類語や類義語・言い換え
「指導を仰ぐ」とは?
指導を仰ぐ、という言葉には目上の人に対して請け求める、という意味があります。
例えば、大学では卒論などの論文を書くとき、ゼミの先生に指導を仰ぐ人も多いのではないでしょうか。
職場においても、上司の指導を仰いでどのように判断するべきか考えることがありますよね。
自分たちで考えることも重要ですが、必要に応じて目上の人の指導を仰ぐことがより良い選択肢になる場合もあります。
指導を仰ぎすぎてはいけませんが、きちんとやり方を教えてもらう、ヒントをもらう、ということも非常に重要です。
「指導を仰ぐ」の表現の使い方
指導を仰ぐ、という表現は学校や職場で使える言い回しです。
例えば、やり方がわからないときには周りの人に聞かなければいけません。
確かに同僚や部下に聞いても良いですが、必要に応じて上司に聞いた方が良い場合もあるでしょう。
友達に聞けば解決できる問題もありますが、必要に応じて教師に指導を仰ぐことも重要です。
謙虚な態度で教えてもらうということを忘れないようにしたいものです。
「指導を仰ぐ」の英語と解釈
指導を仰ぐという表現を英語にすると“turn to someone for guidance”や“look to one for guidance”などという表現が使えます。
「上司に指導を仰ぐしかないだろう」というのであれば“We must ask our boss for guidance.”になります。
“We should look to him for direction.”でも良いですね。
「指導を仰ぐ」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介します。
- 「指導を仰ぐ」を使った例文1
- 「指導を仰ぐ」を使った例文2
「指導を仰ぐ」を使った例文1
「ここでは教授のご指導を仰ぐ方が良いのではないでしょうか」
大学などではレポートを書いて提出することがありますよね。
やり方がわからない、どのように表記したら良いのかわからない、などという問題があるならば、やはり教授などに聞いて教えてもらった方が良いでしょう。
もちろん友達に聞けば問題ない場合もありますが、テーマに関してわからないことがある場合、やはり専門家に教えてもらった方が良いといえます。
「指導を仰ぐ」を使った例文2
「ここでは上司の指導を仰いだ方が良いでしょう」
職場でも、必要に応じて上司の指導を仰いだ方が良い場合もありますよね。
急な変更等が生じ、どのように対応して良いのかわからない場合などは独断で決めるのではなく、誰かの意見を聞くことが大切です。
「指導を仰ぐ」の類語や類義語・言い換え
ここでは指導を仰ぐという表現の類義語を紹介します。
- 「教えていただく」
- 「教えを受ける」
- 「ご指導ご鞭撻」
「教えていただく」
教えていただく、という表現は相手に何かを教えてもらうときに使われる表現です。
教えていただくという表現は謙譲語であり、へりくだって相手を敬うときに使われる言い回しです。
「教えを受ける」
教えを受ける、というのは学問などを目上の人に教わるため教授される、という意味です。
先人や教師などからその人の持っている知識などを授かる場合に使われます。
「ご指導ご鞭撻」
ご指導ご鞭撻、というのはスピーチの時に「今後もお世話になります、よろしくお願いいたします」という意味合いで使われる定番のフレーズです。
相手の自分に対する指導や教育を敬って表現する言葉になり、「今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします」などと使われます。
指導を仰ぐ、という表現は社会人としてはぜひ知っておきたい言い回しですし、大学生としても知っておきたい表現です。
周りの人に頼りすぎてはいけませんが、必要なときには必要な人から話を聞く、という態度を忘れないようにしましょう。