「元サヤに戻る」とは?意味や語源など!徹底解説
この「元サヤに戻る」は、元の状態があってこそ使われる言葉です。
目次
- 「元サヤに戻る」とは?
- 「元サヤに戻る」の語源や由来
- 「元サヤに戻る」を使った例文と意味を解釈
「元サヤに戻る」とは?
「元サヤに戻る」とは、別れた男女がまた元の関係に戻ることとして使われます。
恋人同士、または夫婦に対して用いることがほとんどですが、いわゆるLGBTの男性同士、女性同士といった関係にも使うことができます。
「元サヤに戻る」の語源や由来
「元サヤに戻る」は、抜いた剣や刀を「鞘」(さや)に収めることが語源です。
鞘とセットで一体となっていたもの(恋人同士や夫婦といった関係)が、剣や刀だけ別になってしまっていた(別れてしまった)状態から元の鞘に収まることが、それらの関係が修復され、よりが戻ることの比喩となっています。
「元鞘に戻る」と全て漢字で使うこともありますが、この「元サヤ」か「元さや」と「鞘」は漢字にはしないことの方が多いです。
「元サヤに戻る」を使った例文と意味を解釈
「元サヤに戻る」を使った例文と、その意味の解釈です。
「元サヤ」や「元さや」とだけ使っても略語として同じ意味になりますが、ここではそのままの表記で挙げていきます。
- 「元サヤに戻る」を使った例文1
- 「元サヤに戻る」を使った例文2
「元サヤに戻る」を使った例文1
「このままでは、元サヤに戻る可能性はほとんどないだろう」
今のままでは2人のよりが戻ることはないだろうと言っています。
しかし、その後次第ではそんなことがないとも限らないのがカップルや夫婦というものとも言えるでしょう。
「元サヤに戻る」を使った例文2
「元サヤに戻るのは今回でもう何回目だ」
別れてはよりを戻すといったことが繰り返されている様子が分かる使い方になります。
カップルや夫婦の関係はそんなことも少なくなく、他人からは分からないことも多いです。
別れてしまった間柄の2人が「元サヤに戻る」ことが必ずしもいい結果だとは限りません。
ですが、共にその気があるのであれば、一度くらいは考えてみてもいいのかも知れません。