「外来」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「外来」という表現は「外来の文化・思想によって日本人の行動は少なからぬ影響を受けてきました」などの文章で使われますが、「外来」の表現はどんな意味を持っているのでしょうか?
「外来」という表現の「意味・読み方・使い方・例文と解釈・類義語」について、詳しく解説していきます。
目次
- 「外来」の意味
- 「外来」の表現の使い方
- 「外来」を使った例文と意味を解釈
- 「外来」の類語や類義語
「外来」の意味
「外来」という表現は、「文化・思想・生物種・品物・作品などが、外国からやって来ること」を意味しています。
「外来」というのは、「文化や文物、思想、生物種(動植物)などが、外国から本邦(日本)にやって来ること」や「外国からもの・思想・流行・生物などが入って来ること」を意味している表現なのです。
「外来」という表現には、「外部(よそ)から入って来ること」や「外部(自宅)から病院へと通って診察・治療を受けること、外来患者の略称」といった別の意味合いもあります。
- 「外来」の読み方
「外来」の読み方
「外来」の読み方は、「がいらい」になります。
「外来」の表現の使い方
「外来」の表現の使い方を紹介します。
「外来」の表現の使い方は、「文化・思想・生物種・事物などが外国から日本へとやって来る場合」に使うという使い方になります。
例えば、「戦後の日本人の価値観は、外来の思想である自由主義が中心になってきました」といった文章で使うことができます。
また、「整形外科の外来でリハビリをしています」のように、「病院に外から通って診療を受ける場合」にも、「外来」の表現を使えます。
「外来」を使った例文と意味を解釈
「外来」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「外来」を使った例文1
- 「外来」を使った例文2
「外来」を使った例文1
「今まで見聞きしたことのない外来の文化に、日本人は好奇心を掻き立てられやすい傾向があります」
この「外来」を使った例文は、「外来」という表現を、「今まで見聞きしたことのない外国から入って来た文化に」という意味を持つ文脈で使っています。
「外来」を使った例文2
「内科の外来で診察を受けたところ、特に大きな病気・異状は見つからず、ただの風邪だと言われました」
この「外来」を使った例文は、「内科のクリニックに、入院ではなく外(自宅)から通って診察を受けたところ」という意味合いで、「外来」という表現を使用しています。
「外来」の類語や類義語
「外来」の類語や類義語を紹介します。
- 「舶来」【はくらい】
- 「通院」【つういん】
「舶来」【はくらい】
「舶来」という表現は、「外国から船に載せて商品・文物・珍しい品などが運輸されてくること」や「外国からさまざまなもの・文化・思想などが渡来すること」を意味しています。
その意味合いから、「外国から品物・文化・生物種などがやって来ること」を示す「外来」の類語(シソーラス)として、「舶来」という表現を上げられるのです。
「通院」【つういん】
「外来」という表現は、「入院するのではなく病院(クリニック)に自宅から通院すること」や「入院患者ではない外来患者」を意味しています。
「通院」とは、「病院に診療のために通うこと」を意味する表現です。
これらの意味から、「通院」の表現を、「外来」とほぼ同じような意味を持つ類義語として解釈できます。
この記事で解説した「外来」の表現には、「外国・外部から入って来ること」や「病院(クリニック)に自宅から通って診療を受けること・外来患者」などの意味があります。
「外来」の類語・類義語として、「舶来」「通院」などがあります。
「外来」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。