「運びとなりました」の意味とは!例文や使い方と注意点!
皆さんは「運びとなりました」という言い方を色々な場面で使ったり、聞いたことがあるかと思います。
ビジネスシーンでは、よく出てくる表現法の1つです。
そこで今回は、この「運びとなりました」について、説明していくことにします。
目次
- 「運びとなりました」とは?意味
- 「運びとなりました」の表現の使い方と注意点
- 「運びとなりました」を使った例文と意味を解釈
- 「運びとなりました」と「運びになりました」の違い
「運びとなりました」とは?意味
「運びとなりました」の「運び」は「物を今ある所から他の場所に移すこと」という意味がありますが、この解釈の他に「物事を進めて決まった」、または「そのような段取りになった」という意味で解釈することもできます。
言い換えると「無事に物事が決まりました」という意味になります。
「運びとなりました」の表現の使い方と注意点
「運びとなりました」は「物事を進めて決まった」という意味になりますが、会社の事業や個人のある決定した事柄に対して使うことになります。
「運びとなりました」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「運びとなりました」を使った例文を見ながら、具体的な活用シーンをイメージしてみてください。
- 「運びとなりました」の使った例文1
- 「運びとなりました」の使った例文2
「運びとなりました」の使った例文1
「今月末をもちまして、ファイルサービスを終了する運びとなりました。長らくのご愛顧に感謝申し上げます」
企業では、今まで行ってきた事業を終了させる時に、利用者に対して、このような御礼と告知の意味でネットや文書で表記することがあります。
「これまでの事業を終わらせて頂きます」という意味になります。
「運びとなりました」の使った例文2
「この度、東京本社に転勤する運びとなりました。これまでのご指導誠にありがとうございました」
ビジネスマンには転勤はつきものですが、日頃、お世話になった方々への御礼としてこのようなメールや手紙を送ることがあります。
忙しい現代社会のビジネスマンにおいては、メールの活用が多いですが、是非押さえておきたい表現法です。
「運びとなりました」と「運びになりました」の違い
「運びとなりました」に似た表現法に「運びになりました」があります。
これらの2つの違いとしては、話をする人の印象が挙げられます。
「になりました」は「話す人が既に決まって当たり前の結果だと理解できる」ニュアンスがあります。
これに対して「となりました」は「変化の結果を強く訴える」というようなニュアンスを持っています。
特に「となりました」は、メールなどの文書で使われるためにかしこまった印象があり、口頭で表現する場合は、「になりました」が使われることが多いです。
「運びとなりました」という表現法は、日頃、お世話になっている人達への報告やお礼の意味も含まれています。
仕事を円滑に進める上では、様々な人達の理解や協力、支援がありますが、そのような人達に感謝することはとても大切なことです。
そのために、自分が新たなステージにステップアップすることが決まったなら、是非、報告とお礼の意味も含めて、使ってもらいたい表現法です。