「余すところ無く」の意味とは！類語や例文など詳しく解釈

「余すところ無く」の意味

「余すところ無く」という表現は、「一つも残すことなく完全に」や「何も残らず(残さず)にすべて」ということを意味しています。

「余すところ無く」というのは、「ある一定の範囲・分野において一つも余分に残さずにすべてを出し切ること」を意味している表現なのです。

• 「余すところ無く」の読み方

「余すところ無く」の読み方

「余すところ無く」の読み方は、「あますところなく」になります。

「余すところ無く」の表現の使い方

「余すところ無く」の表現の使い方を紹介します。

「余すところ無く」の表現の使い方は、「ある範囲やジャンルにおいて、一つも残らずにすべて」や「全力を出しきって」という意味で使う使い方になります。

例えば、「このテレビ番組では、ローマの都市としての魅力を余すところ無く、お伝えしていきます」といった文章で使うことができます。

「余すところ無く」を使った例文と意味を解釈

「余すところ無く」を使った例文とその意味を解釈していきます。

• 「余すところ無く」を使った例文1
• 「余すところ無く」を使った例文2

「余すところ無く」を使った例文1

「彼は余すところ無く、自分の知っている知識を弟子に教えていました」

この「余すところ無く」を使った例文は、「余すところ無く」という表現を、「彼は残らずすべて、自分の知っている知識を弟子に教えていた」という意味合いで使っています。

「余すところ無く」を使った例文2

「余すところ無く自分の能力を発揮して、強敵を打ち破ることができました」

この「余すところ無く」を使った例文は、「残さずすべて(完全に)自分の能力を発揮して」という意味を持つ文脈で、「余すところ無く」の表現を使用しています。

「余すところ無く」の類語や類義語

「余すところ無く」の類語や類義語を紹介します。

• 「完全に」【かんぜんに】
• 「全力で」【ぜんりょくで】

「完全に」【かんぜんに】

「余すところ無く」という表現は、「ある一定の範疇において、一つも残らず完全に(すべて)」ということを意味しています。

その意味合いから、「余すところ無く」とほぼ同じ意味を持つ類義語として、「完全に」を指摘できます。

「全力で」【ぜんりょくで】

「余すところ無く」という言葉は、「一つも残さずに持てる力(出せるもの)はすべて出しきって」ということを意味しています。

「全力で」という表現は、「自分のすべての力を出しきって」を示しています。

これらの意味から、「全力で」という表現を、「余すところ無く」と良く似た意味を持つ類語(シソーラス)として解釈できるのです。