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「万が一の時」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈

「万が一の時」という表現は「万が一の時には、この金庫に保管してあるお金を使ってください」などの文章で使われますが、「万が一の時」にはどのような意味があるのでしょうか?

「万が一の時」という表現の「意味・読み方・使い方・例文と解釈・類義語」について、詳しく解説していきます。

万が一の時

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目次

  • 「万が一の時」の意味
  • 「万が一の時」の表現の使い方
  • 「万が一の時」を使った例文と意味を解釈
  • 「万が一の時」の類語や類義語


「万が一の時」の意味

「万が一の時」の意味

「万が一の時」という表現は、「一万ある中の一つのことが起こる時」「滅多(めった)にあることではないが、ごく稀にあることが生じた時」のことを意味しています。

「万が一の時」というのは、「滅多に起こらないことが起こるようなもしもの時」を意味している表現なのです。

  • 「万が一の時」の読み方

「万が一の時」の読み方

「万が一の時」の読み方は、「まんがいちのとき」になります。



「万が一の時」の表現の使い方

「万が一の時」の表現の使い方

「万が一の時」の表現の使い方を紹介します。

「万が一の時」の表現の使い方は、「滅多に起こらないはずのことが起こるような時・もしもの時」という意味で使うという使い方になります。

例えば、「祖母が万が一の時には、救急車を呼んでもらえると助かります」といった文章で、「万が一の時」という表現を使うことができます。

「万が一の時」を使った例文と意味を解釈

「万が一の時」を使った例文と意味を解釈

「万が一の時」を使った例文とその意味を解釈していきます。

  • 「万が一の時」を使った例文1
  • 「万が一の時」を使った例文2

「万が一の時」を使った例文1

「万が一の時には、怪我をしている私をいったんここに置いて、あなたたちは急いで下山してください」

この「万が一の時」を使った例文は、「万が一の時」という表現を、「(確率的には低いですが)登山中にみんなが危険な状況に追い込まれるようなもしもの時には」という意味合いで使っています。

「万が一の時」を使った例文2

「万が一の時に備えて、避難所までの避難訓練をしたり非常食・懐中電灯・毛布を用意したりしておくと安心です」

この「万が一の時」を使った例文は、「滅多に起こらないとされる大地震などの自然災害が起こった時に備えて」という意味を持つ文脈で、「万が一の時」という表現を使用しています。



「万が一の時」の類語や類義語

「万が一の時」の類語や類義語

「万が一の時」の類語や類義語を紹介します。

  • 「万一の際」【まんいちのさい】
  • 「まさかの時」【まさかのとき】

「万一の際」【まんいちのさい】

「万一の際」という表現は、「滅多に起こらないとされていることが起こるような時」「確率的にはまず起こらないことが起こるもしもの時」を意味しています。

この意味合いから、「滅多にないがごく稀にあることが生じた時」を意味する「万が一の時」の類語(シソーラス)として、「万一の際」という表現を指摘できます。

「まさかの時」【まさかのとき】

「まさかの時」という言葉は、「想定していなかったことが起こった時」「思いもよらなかった意外な事態に見舞われた時」を意味しています。

その意味から、「まさかの時」という表現を、「確率的に考えてまず起こらないであろうことが起こるようなもしもの時」を示す「万が一の時」と類似の意味を持つ類義語として解釈できます。

icon まとめ

この記事で紹介した「万が一の時」の表現には、「確率的に滅多にあることではないが、ごく稀にあることが生じた時」「もしもの時」などの意味があります。

「万が一の時」の類語・類義語として、「万一の際」「まさかの時」などがあります。

「万が一の時」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。