「原動力」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「原動力」という表現は、「子供時代から抱いていた夢が、私を突き動かす原動力になってきました」などの文章で使われます。
「原動力」はどのような意味を持つ言葉なのでしょうか?
「原動力」という表現の「意味・読み方・使い方・例文と解釈・類義語」について、詳しく解説していきます。
目次
- 「原動力」の意味
- 「原動力」の表現の使い方
- 「原動力」を使った例文と意味を解釈
- 「原動力」の類語や類義語
「原動力」の意味
「原動力」という表現の元々の意味は、「火力・地熱・水力・風力などで、機械に運動を起こさせる大元の力」になります。
その意味から転じて、「原動力」という表現は「物事・人間の活動を起こす元になる力」や「人をある活動へと突き動かしていく力」という意味合いも持つようになりました。
- 「原動力」の読み方
「原動力」の読み方
「原動力」の読み方は、「げんどうりょく」になります。
「原動力」の表現の使い方
「原動力」の表現の使い方を紹介します。
「原動力」の表現の使い方は、「物事・人間にある活動を起こさせる元(根本)の力」を意味して使うという使い方になります。
例えば、「これほど広大な原野を開拓して田畑にしていった先祖たちの原動力が、一体どこから湧き出てきたのかを知りたいのです」といった文章で使用できます。
また「原動力」は、「機械・発電機などを作動させる火力・地熱・水力・風力などの大元の力」を意味して使うこともあります。
「原動力」を使った例文と意味を解釈
「原動力」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「原動力」を使った例文1
- 「原動力」を使った例文2
「原動力」を使った例文1
「どんなにつらくて苦しい時でも心が折れることはありませんでしたが、家族の存在や励ましが私の原動力になっていました」
この「原動力」を使った例文は、「家族の存在や励ましが私を突き動かす大元の力になっていた」という意味合いで、「原動力」という表現を使っています。
「原動力」を使った例文2
「この発電所は、水力や風力といった自然エネルギーを原動力にして電気を生み出しています」
この「原動力」を使った例文は、「原動力」という表現を、「水力や風力といった自然エネルギーを発電機を動かす大元の力にして」という意味を持つ文脈で使用しています。
「原動力」の類語や類義語
「原動力」の類語や類義語を紹介します。
- 「駆動力」【くどうりょく】
- 「エネルギー源」【えねるぎーげん】
「駆動力」【くどうりょく】
「駆動力」という表現は、「機械・車輪・物事を外部から伝える形で、動かしたり回転させたりする力」のことを意味しています。
その意味合いから、「駆動力」という表現を、物事・人間の活動を生み出す力を示す「原動力」と良く似た意味を持つ類語(シソーラス)として解釈できます。
「エネルギー源」【えねるぎーげん】
「原動力」という表現は、「人間をある行為・活動へと突き動かすエネルギー源」や「物事の活動を起こす元になっている活力源」のことを意味しています。
「エネルギー源」とは、「力が湧き出てくる大元・源」を意味する言葉です。
これらの意味から、「原動力」と類似の意味を持つ類義語として、「エネルギー源」という表現を指摘できます。
この記事で説明した「原動力」の表現には、「物事・人間に活動を起こさせる元になる力」や「火力・風力・原子力などの機械を動かす大元の力」などの意味があります。
「原動力」の類語・類義語として、「駆動力」「エネルギー源」などがあります。
「原動力」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。