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「運頼み」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈

ビジネスや日常会話で「運頼み」という言葉が使われることがあります。

一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。

運頼み

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「運頼み」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈>


目次

  • 「運頼み」の意味
  • 「運頼み」の表現の使い方
  • 「運頼み」を使った例文と意味を解釈
  • 「運頼み」の類語や類義語


「運頼み」の意味

「運頼み」の意味

「運頼み」の意味は「ものごとの成り行きを賭けの要素で良い方向を期待すること」です。

うまく行くか分らないことや、自分の意志や努力ではどうしようもないことがある時に、どちらに転ぶか分らないけれども上手くいくことを信じて行動することを言います。

もしも外れたら大きな不利益をこうむることになるのを覚悟で、上手く行った時に大きな成功を得られることを期待してものごとに挑戦する時の表現です。

考えいても埒が明かない時や、何が起きるか分らないけれども今のところそれしか方法がない時などに使われます。

  • 「運頼み」の読み方
  • 「運頼み」の言葉の成り立ち

「運頼み」の読み方

「運頼み」の読み方は、「うんだのみ」になります。

「頼み」「たのみ」ではなく「だのみ」と読みます。

「運頼み」の言葉の成り立ち

「運頼み」「運」とは「人の身の上に起きる幸せや不幸のめぐり合わせ」「人の力で変えられないものごとの流れ」「良いめぐり合わせ」という意味があります。

「頼み」は動詞「頼む」の未然形を名詞化した言葉で、「依頼すること」「あてにすること」という意味があります。

これらの言葉が組合わさり「幸・不幸のめぐり合わせのうち、良いめぐり合わせをあてにすること」という意味で使われています。



「運頼み」の表現の使い方

「運頼み」の表現の使い方

「運頼み」の表現の使い方を紹介します。

  • 文法的な使い方
  • 「運頼み」と「運任せ」の使い分け

文法的な使い方

「運頼み」は名詞であり、文末に使う時には助動詞を伴って「運頼みだ・である」になります。

使い方が限定されていて、変化形はありません。

「運頼み」と「運任せ」の使い分け

「運頼み」と似た意味の言葉に「運任せ」があります。

「運頼み」「良い運・悪い運のうちで、良い運を期待すること」という意味です。

「運任せ」「どちらに転んでも覚悟ができていること」という意味です。

成功させたいという気持ちの強さの違いが表れています。

「運頼み」を使った例文と意味を解釈

「運頼み」を使った例文と意味を解釈

「運頼み」を使った例文とその意味を解釈していきます。

  • 「運頼み」を使った例文1
  • 「運頼み」を使った例文2

「運頼み」を使った例文1

「運頼みで1点買いしたら見事万馬券だった」

競馬で資金が足りなかったので1点買いをしたら、見事に万馬券が当たったことを表しています。

「運頼み」を使った例文2

「道に迷い、運頼みで進んだら無事に間に合った」

会議や打ち合わせに行く途中で道に迷ってしまい、賭けで進んだ方向が正しかったことを表しています。



「運頼み」の類語や類義語

「運頼み」の類語や類義語

「運頼み」の類語や類義語を紹介します。

  • 「一か八か」【いちかばちか】
  • 「ハイリスクハイリターン」【ハイリスクハイリターン】

「一か八か」【いちかばちか】

「結果が分らない時に、どうなるか分らないけれども勝負すること」という意味です。

由来は2つあり、賭博で「丁半」の漢字のそれぞれ上の部分を表したという説と、「一か罰か」という言葉が変化したという説です。

「ハイリスクハイリターン」【ハイリスクハイリターン】

「損をする危険性が高いことほど儲かる可能性も高いこと」という意味で、株式用語として使われていた表現がビジネスや日常会話に浸透しました。

icon まとめ

「運頼み」「ものごとの成り行きを賭けの要素で良い方向を期待すること」という意味です。

思い切って何かにチャレンジする時に使いましょう。