「腕が立つ」とは!意味や使い方!類語や例文も解釈
この「腕が立つ」という言葉は、かなり優れているという意味になります。
目次
- 「腕が立つ」の意味とは?
- 「腕が立つ」の表現の使い方
- 「腕が立つ」を使った例文と意味を解釈
- 「腕が立つ」の類語と解釈
「腕が立つ」の意味とは?
「腕が立つ」とは、対象の事柄に関する技術に精通している、かなりの腕前だという解釈になる言葉です。
「彼はかなり腕が立つと聞いている」と使うと、その対象が何かのは分かりませんが、それに対して熟知している、すごい腕前だと言っているのと同じになります。
- 「腕が立つ」の語源
「腕が立つ」の語源
「腕が立つ」は、技術や腕前のことまとめて「腕」と表現し、それが「立つ」と使うことで成り立っています。
「立つ」には「その度合いが高い」という意味があり、その合わせた解釈から紹介した意味で使える表現となっている言葉です。
「腕が立つ」の表現の使い方
「腕が立つ」の表現の使い方を紹介します。
この言葉は、それだけすごい「腕」があると表現する為に使います。
少しそれがうまいという程度では使わず、かなりのものだと思う時に用いる言葉ですが、あくまで使った人の主観によるところが大きい表現になります。
その為、「かなり腕が立つらしい」と使われた人が、本当にそこまでの「腕」なのかは分かりません。
ですが、この言葉で表現されるからには、少なくとも素人というレベルではないのは確かでしょう。
「腕が立つ」を使った例文と意味を解釈
「腕が立つ」を使った例文と、その意味の解釈です。
この言葉は人に対して使う言葉で、自分に使うことはありません。
- 「腕が立つ」を使った例文1
- 「腕が立つ」を使った例文2
「腕が立つ」を使った例文1
「かなり腕が立つと聞いていたが、それほどでもなさそうだ」
評判ではかなりの腕前だと聞いていたものの、実際に見たり、対戦してみたところ、そこまででもないと使っています。
先のように使った人の主観が大きい言葉なので、こんなこともあるものです。
「腕が立つ」を使った例文2
「あれほど腕が立つ人は見たことがない」
見たことがないほどのものすごい技術の持ち主、または腕前だと言っていることになる使い方です。
この言葉は(実際のところはともかく)、そのように表現した相手に対するかなりの褒め言葉(賛辞)になると考えて使ってください。
「腕が立つ」の類語と解釈
「腕が立つ」の類語とその解釈になります。
これらの言葉も同様に、その相手に対する賛辞として使えます。
- 「凄腕」【すごうで】
- 「やり手」【やりて】
「凄腕」【すごうで】
「腕が立つ」ことをこの言葉で言い換えることができます。
「彼はかなりの凄腕らしい」のように、ほとんど同じ意味で使える言葉です。
「やり手」【やりて】
こちらも「腕が立つ」と似た解釈で使えます。
「腕が立つ」や上の「凄腕」より多少その度合いが低い表現になりますが、「彼はやり手だと聞いている」と使うと、それなり以上の技術や腕前はあると言っていることになります。
この「腕が立つ」と表現される人に対しては、まずは一目置くべきだと言えるでしょう。
ですが、それが本当なのかどうかはまた別の話です。