「信頼の置ける」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
ビジネスや日常会話で「信頼の置ける」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「信頼の置ける」の意味
- 「信頼の置ける」の表現の使い方
- 「信頼の置ける」を使った例文と意味を解釈
- 「信頼の置ける」の類語や類義語
「信頼の置ける」の意味
「信頼の置ける」の意味は以下の3つです。
1つ目は「安心してものごとを任せられる」という意味で、その人の知識や技術が高くて与えた役割を確実にこなしてくれると期待できることを言います。
2つ目は「義理堅くて裏切る心配がないこと」という意味で、一度こちらの味方に付いたら決して裏切らない人物のことを言います。
3つ目は「確かである、本物である」という意味で、その人やものの身元が確かであったり、偽物ではないことを言います。
- 「信頼の置ける」の読み方
- 「信頼の置ける」を分解して解釈
「信頼の置ける」の読み方
「信頼の置ける」の読み方は、「しんらいのおける」になります。
「置ける」は「おける」と平仮名表記にされることもあります。
「信頼の置ける」を分解して解釈
「信頼の置ける」は「信頼+の(助詞)+置ける」で成り立っています。
「信頼」は「人やものに対して高い評価を持ち、任せても大丈夫と安心すること」という意味です。
「置ける」は動詞「置く」の可能を表す言葉で、「その場所にある様にできる」「目標や中心をそこに定められる」「心をそこに留められる」という意味があります。
これらの言葉が組み合さり「人やものに対し高く評価をして、安心して任せようと思えること」という意味で使われています。
「信頼の置ける」の表現の使い方
「信頼の置ける」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- 「信頼の置ける」と「信頼が置ける」の違いとは
文法的な使い方
「信頼の置ける」は動詞を含んだ表現であり、文末にそのまま使えます。
「信頼の置ける人」など、名詞を伴って使われることもあります。
「信頼の置ける」と「信頼が置ける」の違いとは
「信頼のおける」と「信頼がおける」は、どちらが正しいのか迷うこともありますが、結論としては「どちらも同じ意味」です。
「の」「が」はどちらも「格助詞」と呼ばれ、主語に付き、「信頼の」「信頼が」はどちらも主語として使われます。
単に「信頼のおける」の方が柔らかい響きになるという違いです。
「信頼の置ける」を使った例文と意味を解釈
「信頼の置ける」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「信頼の置ける」を使った例文1
- 「信頼の置ける」を使った例文2
「信頼の置ける」を使った例文1
「彼は信頼の置ける人なので全て任せても大丈夫だ」
任せた仕事を確実に、しかも高いレベルでこなしてくれる人物であることを表しています。
「信頼の置ける」を使った例文2
「信頼の置ける筋から聞いた話だ」
今まで間違った情報を流したことがない人物から聞いた話であることを表しています。
「信頼の置ける」の類語や類義語
「信頼の置ける」の類語や類義語を紹介します。
- 「気の許せる」【きのゆるせる】
- 「太鼓判を押す」【たこばんをおす】
「気の許せる」【きのゆるせる】
「相手に対して遠慮せずに接することができる様子」という意味です。
「太鼓判を押す」【たこばんをおす】
「間違いない、確かであると保証すること」という意味で、戦国武将「武田信玄」が、甲州金の価値を保証する為に貨幣の縁に太鼓の様な装飾を入れたことに由来しています。
「信頼の置ける」は「安心してものごとを任せられる」「義理堅くて裏切る心配がないこと「確かである、本物である」という意味があります。
「これは確かだ」と思う人やものに対して使いましょう。