「人間の鑑」とは?意味!表現の使い方
日常会話やネット記事などで「人間の鑑」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、概要を紹介します。
目次
- 「人間の鑑」とは?意味
- 「人間の鑑」の表現の使い方
- 「人間の鑑」を使った例文と解釈
- 「人間の鑑」と「人間の鏡」はどちらが正解?
「人間の鑑」とは?意味
「人間の鑑」は、「にんげんのかがみ」と読みます。
意味は「非常に立派で人間として見習うべき部分が多い人のこと」です。
集団で行動していて、その人の性格や考え方、振る舞いなどが、素晴らしかったり理に叶っていたり、道徳上好ましいと思えることを言います。
自分だけがそう思うのではなく、周囲の人が皆、その人に対して「立派な人物である」と評価する時の表現です。
「人間の鑑」の表現の使い方
「人間の鑑」は、以下の様な人に対して使います。
- 「誠実な人」
- 「気配りが出来る人」
- 「人情に厚い人」
- 「向上心がある人」
「誠実な人」
自分が不利になったときでも、嘘をついたりごまかしたりしません。
常に誠実にものごとに当たる人のことを言います。
「気配りが出来る人」
どうしたら他の人が気持ち良く過ごせるかを一番に考えて行動します。
他人を喜ばせる為ならば、自分が我慢をしてもいいと考えています。
「人情に厚い人」
困っている人がいると手を貸さずにいられない人です。
自分より弱い立場の人に対して常に気kバリしています。
「向上心がある人」
常に目標を持ち、自分を高めようと努力をしています。
現状に甘んじるのではなく、少しでも良い状態を目指しています。
「人間の鑑」を使った例文と解釈
「人間の鑑」を使った例文を解釈します。
- 「私の上司は常に公明正大で、人間の鑑と言われている」
- 「彼の寛大さは正に人間の鑑である」
「私の上司は常に公明正大で、人間の鑑と言われている」
上司が私利私欲を持たず、誰にでも平等に接することからお手本になるべき存在と言われています。
「彼の寛大さは正に人間の鑑である」
いつも態度がやわらかく、決して起こらない性格で、模範に擦るべき人物です。
「人間の鑑」と「人間の鏡」はどちらが正解?
「人間の鑑」と「人間の鏡」は混同されがちですが、正しいのは「人間の鑑」です。
「鑑」は「よい手本・模範」という意味があり、「鏡」は「自分の内面や真実を映すもの」という意味です。
「人間の鑑」は「非常に立派で人間として見習うべき部分が多い人のこと」という意味です。
人の模範となる人に対するほめ言葉として使いましょう。