「白日の下にさらされる」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
小説や物語で「白日の下にさらされる」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「白日の下にさらされる」の意味
- 「白日の下にさらされる」の表現の使い方
- 「白日の下にさらされる」を使った例文と意味を解釈
- 「白日の下にさらされる」の類語や類義語
「白日の下にさらされる」の意味
「白日の下にさらされる」の意味は、「隠していたものごとを世間に公表されること」です。
人に知られたくないと思っていることが、世間一般の人に広く知られてしまうことを言います。
主に「不正」「個人的に恥ずかしいこと」「不倫」など、自分にとって都合の悪いことが誰かに知られてしまい、ネットや噂などで多くの人に伝わってしまう時の表現です。
- 「白日の下にさらされる」の読み方
- 「白日の下にさらされる」をより深く解釈
「白日の下にさらされる」の読み方
「白日の下にさらされる」の読み方は、「はくじつのもとにさらされる」になります。
慣用句ですのでこのまま覚えてしまいましょう。
「白日の下にさらされる」をより深く解釈
「白日」は「照り輝く太陽」「真昼」「身が潔白であること」という意味です。
「下に」は「物の下の部分」という意味です。
「さらされる」は動詞「さらす」の受け身形で漢字では「晒す」と書き、「外に干す」「直射日光や風雨に当たるままに放っておく」「野菜などのあくを抜く為に水に浸す」「人目に触れる様にする」「困難に直面する」という意味があります。
これらの言葉が組合わさり「照り輝く太陽の下に出される」という意味から「隠しておきたい秘密を公表される」という意味で使われる様になりました。
「白日の下にさらされる」の表現の使い方
「白日の下にさらされる」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- 意味が強調される
文法的な使い方
「白日の下にさらされる」は動詞を含んだ表現ですので、文末にそのまま使われます。
慣用句ですので特に変化形はありません。
意味が強調される
「白日の下にさらされる」は、「白日の下にさらす」をより強調した言葉です。
知られたくないことを誰かに知られて、そこから世間に広まってしまうという緊張感を表しています。
「白日の下にさらされる」を使った例文と意味を解釈
「白日の下にさらされる」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「白日の下にさらされる」を使った例文1
- 「白日の下にさらされる」を使った例文2
「白日の下にさらされる」を使った例文1
「秘書課の女性に告白してフラれたことが白日の下にさらされてしまった」
秘書科の女性を好きになり、告白して断られたことが他人に知られてしまい、いつしか社内中に広められてしまったことを表しています。
「白日の下にさらされる」を使った例文2
「痴漢に間違われたことが白日の下にさらされることになった」
通勤電車で痴漢に間違われ、たまたま知り合いに見られてしまい、あっという間に噂が広まったことを表しています。
「白日の下にさらされる」の類語や類義語
「白日の下にさらされる」の類語や類義語を紹介します。
- 「バラされる」【ばらされる】
- 「暴露される」【ばくろされる】
「バラされる」【ばらされる】
「知られたくない秘密を誰かによって周囲の人に知られてしまうこと」という意味です。
「暴露される」【ばくろされる】
「秘密や不正、恥ずかしいことなどが誰かにより明るみに出されてしまうこと」という意味です。
「白日の下にさらされる」は「隠していたものごとを世間に公表されること」という意味です。
知られたくない秘密を多くの人に知られてしまった時に使いましょう。