「大本」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「大本」という表現は「この事件の大本は、夫婦の人間関係が険悪になっていたことにありました」などの文章で使われますが、「大本」の表現はどんな意味を持っているのでしょうか?
「大本」という表現の「意味・読み方・使い方・例文と解釈・類義語」について、詳しく解説していきます。
目次
- 「大本」の意味
- 「大本」の表現の使い方
- 「大本」を使った例文と意味を解釈
- 「大本」の類語や類義語
「大本」の意味
「大本」という表現は、「物事・現象のもっとも根本(基礎)にある大事なこと」や「物事のもっとも根底にあって、その物事を規定(決定)している本質的なこと」を意味しています。
「大本」というのは、「枝葉末節(取るに足らないこと)ではない、物事・現象の根本(基礎)にあるもっとも本質的(決定的)なこと」を意味している表現なのです。
- 「大本」の読み方
「大本」の読み方
「大本」の読み方は、「おおもと」になります。
「大本」の表現の使い方
「大本」の表現の使い方を紹介します。
「大本」の表現の使い方は、「些細なことではなく、物事・現象のもっとも根本・根源にある大事(決定的)なこと」を指し示して使うという使い方になります。
例えば、「問題の大本を理解して対処しなければ、いつまで経ってもこの問題は片付きません」といった文章で、「大本」の表現を適切に使うことができます。
「大本」を使った例文と意味を解釈
「大本」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「大本」を使った例文1
- 「大本」を使った例文2
「大本」を使った例文1
「この事件の大本が何であるのかを、もう一度みんなで話し合いながら考えてみる必要があります」
この「大本」を使った例文は、「この事件の根底にあるもっとも本質的(決定的)な要因が何であるのかを」という意味を持つ文脈で、「大本」の表現を使用しています。
「大本」を使った例文2
「二人の人間関係が悪化した大本のトラブルを解消しない限り、もう一度仲良く付き合うことはできないでしょう」
この「大本」を使った例文は、「大本」という表現を、「二人の人間関係が悪化した根本にある本質的(決定的)なトラブルを解消しない限り」という意味合いで使っています。
「大本」の類語や類義語
「大本」の類語や類義語を紹介します。
- 「根本」【こんぽん】
- 「基盤」【きばん】
「根本」【こんぽん】
「根本」という表現は、「物事・現象のもっとも深い部分」や「物事・事象を成り立たせているもっとも基本的な要素・部分」のことを意味しています。
それらの意味から、「根本」という表現を、「物事のもっとも根本的(本質的)な部分」を示す「大本」とほとんど同じような意味を持つ類語(シソーラス)として解釈することが可能です。
「基盤」【きばん】
「基盤」という言葉は、「物事・構造物を成り立たせる時の土台になるもの」や「ある言説の確からしさを規定する揺らぎにくい基礎的な事柄」を意味しています。
これらの意味合いから、「物事・事象の根源的な部分にある本質的(基本的)なこと」を示す「大本」の類義語として、「基盤」という表現を指摘することができるのです。
この記事で紹介した「大本」の表現には、「物事・現象のもっとも根本(基礎)にある本質的・決定的なこと」などの意味があります。
「大本」の類語・類義語として、「根本」「基盤」などがあります。
「大本」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。