「酷暑」の意味とは！類語や例文など詳しく解釈

「酷暑」の意味

「酷暑」という表現は、「ひどく暑いこと」や「真夏のひどくて厳しい暑さ」を意味しています。

「酷暑」とは「真夏の耐えがたいほどのひどい暑さ」を意味している表現で、気象用語としての「酷暑・酷暑日(こくしょび)」は「日中の最高気温が摂氏35度以上の日(気温では猛暑・猛暑日と同じ)」と定義されています。

• 「酷暑」の読み方

「酷暑」の読み方

「酷暑」の読み方は、「こくしょ」になります。

「酷暑」の表現の使い方

「酷暑」の表現の使い方を紹介します。

「酷暑」の表現の使い方は、「真夏の厳しい暑さ・ひどくて耐えがたい暑さ」を意味して使うという使い方になります。

例えば、「酷暑の日には日差しもかなり強くなるので、紫外線対策(UV対策)も必要になってきます」といった文章で、「酷暑」の表現を使うことができます。

「酷暑」を使った例文と意味を解釈

「酷暑」を使った例文とその意味を解釈していきます。

• 「酷暑」を使った例文1
• 「酷暑」を使った例文2

「酷暑」を使った例文1

「京都では気温が40度に迫るような酷暑の日々が続いていると聞きますが、熱中症にならないように気をつけてください」

この「酷暑」を使った例文は、「酷暑」という表現を、「京都では気温が40度に迫るようなひどい暑さの日々が続いている」という意味合いで使っています。

「酷暑」を使った例文2

「近年は酷暑の夏が当たり前になっていて、エアコンのクーラーなしで日常生活を送ることが極めて困難になっています」

この「酷暑」を使った例文は、「近年は厳しくてひどい暑さの夏が当たり前になっていて」という意味を持つ文脈で、「酷暑」の表現を使用しています。

「酷暑」の類語や類義語

「酷暑」の類語や類義語を紹介します。

• 「猛暑」【もうしょ】
• 「炎暑」【えんしょ】

「猛暑」【もうしょ】

「猛暑」という表現は、「厳しい暑さ・真夏のひどい暑さ」を意味しています。

気象用語としての「猛暑・猛暑日」は、「日中の最高気温が摂氏35度以上になる厳しい暑さ」の意味合いを持ちます。

その意味から、真夏のひどい暑さ(最高気温35度以上)のことを示している「酷暑」の類語(シソーラス)として、「猛暑」という言葉を上げることができるのです。

「炎暑」【えんしょ】

「炎暑」という表現は、「真夏の焼け付くような厳しい暑さ」や「耐えがたいほどのはなはだしい暑さ」を意味しています。

この意味合いから、「炎暑」という表現を、真夏のひどい暑さを意味する「酷暑」の類義語として解釈することができます。

「炎暑」は古語的な表現ですが、「猛暑日・酷暑日」のような現代の気象用語としては用いられていません。