「荒立てる」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「荒立てる」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「荒立てる」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「荒立てる」の意味
- 「荒立てる」の表現の使い方
- 「荒立てる」を使った例文と意味を解釈
- 「荒立てる」の類語や類義語
「荒立てる」の意味
「荒立てる」とは、何か行動をする時の動作などが荒々しいこと、また荒く動くことを言います。
また、物事を穏便に済ませないこと、さらに揉めるようなことをしたり、仲が悪くなるようなことをすることでもあります。
- 「荒立てる」の読み方
「荒立てる」の読み方
「荒立てる」の読み方は、「あらだてる」になります。
「荒立てる」の表現の使い方
「荒立てる」の表現の使い方を紹介します。
「荒立てる」とは二通りの意味があります。
一つは動きについてですが、静かではなく荒々しい動き、乱暴な動作といったことに使います。
「すぐに声を荒立てる」というのは、ちょっとしたことで、荒っぽい言い方をしたり、大きな声で相手を威嚇するようなことを言います。
二つめの意味合いとしては物事をスムーズにいかないように、あえて揉め事を作ったり、人と人の仲を壊すようなことを言います。
小さなことを大きな事件に発展させるようなことを「事を荒立てる」などと表現します。
どちらの意味合いにしましても、平和的ではなく、周りからすれば迷惑であるということは共通点ですので覚えておくといいでしょう。
「荒立てる」を使った例文と意味を解釈
「荒立てる」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「荒立てる」を使った例文1
- 「荒立てる」を使った例文2
「荒立てる」を使った例文1
「事を荒立てるつもりはなかったが、こんな風に大騒ぎになってしまった以上は仕方がない」
物事を混乱させたり、大騒ぎにしたり、人を揉めさせるといったことを「事を荒立てる」と表現します。
「荒立てる」を使った例文2
「彼女の性格は以前とはすっかり変わってしまい、気に入らないことがあれば声を荒立てるようになった」
荒々しい物言い、大声でヒステリックに叫ぶ、吐き捨てるような言い方などを「声を荒立てる」と言い表します。
感情に任せた話し方となり人からは嫌がられることとなります。
「荒立てる」の類語や類義語
「荒立てる」の類語や類義語を紹介します。
- 「煽り立てる」【あおりたてる】
- 「騒ぎが大きくなる」【さわぎがおおきくなる】
「煽り立てる」【あおりたてる】
「煽り立てる」とは風が激しく吹いて煽ってくるという意味と、激しく人を突き動かすという意味があります。
人を刺激して、ある行動をするように意識的に持って行くことですが、迷惑行為であったり、人と人の仲を壊すようなことに使うことが多い言葉なのであまりいいイメージがありません。
「反抗するように、後輩たちを煽り立てる」「お前が煽り立てるから、こんなことになった」などと使います。
「騒ぎが大きくなる」【さわぎがおおきくなる】
「騒ぎが大きくなる」とは事件、ごたごた、悶着といったことが解決できずに、どんどん大ごとになっていくことを言います。
「最初の対応を間違ったことで騒ぎが大きくなることはよくあることだ」「気がつかない間に騒ぎが大きくなる」という風に使います。
いかがでしたでしょうか。
「荒立てる」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。