「頭が真っ白になる」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
日常会話で「頭が真っ白になる」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「頭が真っ白になる」の意味
- 「頭が真っ白になる」の表現の使い方
- 「頭が真っ白になる」を使った例文と意味を解釈
- 「頭が真っ白になる」の類語や類義語
「頭が真っ白になる」の意味
「頭が真っ白になる」の意味は、「極度の緊張やショックにより、思考が上手く働かず、正常な判断ができなくなること」です。
絶対に失敗できない状況や、大きなショックを受けた時などに、思考が混乱してしまい、考えようとしても何も思い浮かばないことを言います。
具体的には面接で自分の失敗に気付いた時や、身内や親しい人の不幸を聞いた時など、精神的に衝撃を受けた時の様子を表します。
- 「頭が真っ白になる」の読み方
- 「頭が真っ白になる」と「目の前が真っ暗になる」の違い
「頭が真っ白になる」の読み方
「頭が真っ白になる」の読み方は、「あたまがまっしろになる」になります。
慣用的表現ですのでこのまま覚えてしまいましょう。
「頭が真っ白になる」と「目の前が真っ暗になる」の違い
「頭が真っ白になる」の引き合いとして「目の前が真っ暗になる」という言葉があります。
「頭が真っ白になる」は、「思考が停止してものが考えられない状態」です。
脳が白くなるのではあく、意識が空白になることの表現です。
「目の前が真っ暗になる」は、「未来への希望を失い、ショックを受ける様子」です。
暗闇に入るのではなく、前途が閉ざされた気持ちになることの表現です。
「頭が真っ白になる」の表現の使い方
「頭が真っ白になる」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- しばらくすれば元に戻る
文法的な使い方
「頭が真っ白になる」は動詞を含んだ慣用表現ですので、文末にそのまま使えます。
長いので省略して「頭が真っ白」として使われることもあります。
しばらくすれば元に戻る
ビジネスで「頭が真っ白になる」は、その時の為に覚えたことや用意してきたことが全て分らない状態になってしまうことを言います。
しばらくすれば元の状態に戻りますが、既に遅い時に使われます。
「頭が真っ白になる」を使った例文と意味を解釈
「頭が真っ白になる」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「頭が真っ白になる」を使った例文1
- 「頭が真っ白になる」を使った例文2
「頭が真っ白になる」を使った例文1
「プレゼンで資料に間違いを見つけて頭が真っ白になった」
重要なプレゼンでスライドの数字や説明が間違っていることを発見してしまい、まだ誰も気づいていないのに一人で混乱していることを表しています。
「頭が真っ白になる」を使った例文2
「面接で社名を言い間違えてしまい頭が真っ白になってしまった」
面接でその会社の名前を間違えてしまい、ショックで何も考えられなくなってしまったことを表しています。
「頭が真っ白になる」の類語や類義語
「頭が真っ白になる」の類語や類義語を紹介します。
- 「茫然とする」【ぼうぜんとする】
- 「パニックになる」【ぱにっくになる】
「茫然とする」【ぼうぜんとする】
「驚いたり呆れたりして何をしたらいいか分からない状態になること」という意味です。
「パニックになる」【ぱにっくになる】
「急に極度の恐怖なことや不安な事態が生じて、心理的に混乱すること」という意味です。
「頭が真っ白になる」は「極度の緊張やショックにより、思考が上手く働かず、正常な判断ができなくなること」という意味です。
非常に驚いたり焦ったりした場面で使いましょう。