「自然の猛威」の意味とは?例文など詳しく解釈!
この「自然の猛威」は、比較的大きな自然災害の度に思い知らされていると言えるかも知れません。
目次
- 「自然の猛威」の意味とは?
- 「自然の猛威」の表現の使い方
- 「自然の猛威」を使った例文と意味を解釈
- 「自然の猛威」を使った言葉と解釈
「自然の猛威」の意味とは?
「自然の猛威」は、自然現象によって発生する(主に人間に対する)甚大な影響を指して使います。
それに直接人間が巻き込まれて怪我をしたり、命が失われてしまった場合や、建築物が崩壊したといったことがこれに該当します。
この言葉がよく使われるのは台風や地震が発生した時です。
自然現象としか呼べないそれらによって先のような甚大な影響が出てしまった時に、それが「自然の猛威」によるものだと表現されます。
- 「自然の猛威」の読み方
「自然の猛威」の読み方
「自然の猛威」の読み方は、「しぜんのもうい」になります。
「猛威」は少々難しい漢字ですが、そのほ他に読み方がなく、漢字変換でも「もうい」と打ち込めば一発で変換できます。
ちなみにこの「猛威」は漢字検定では2級の書き問題として出題されたことがあります。
「自然の猛威」の表現の使い方
「自然の猛威」の表現の使い方を紹介します。
人間には特に影響が無い場合でも、例えば、すごく大きな台風によって島の形が変わってしまった(一部が吹き飛んでしまった)ような場合には、この言葉でそれによるものだと使われます。
要は人的ではない自然現象による各種の大きな影響に対し、それがこれだ、これによるものだと使われる言葉です。
「自然の猛威」を使った例文と意味を解釈
「自然の猛威」を使った例文と、その意味の解釈です。
2019年にこれによる人間への被害が多発したのは記憶に新しいところでしょう。
- 「自然の猛威」を使った例文1
- 「自然の猛威」を使った例文2
「自然の猛威」を使った例文1
「あの大きな地震で、自然の猛威の凄さを思い知った」
この「自然の猛威の凄さ」という使い方は、自然災害に対する報道では定番のように聞きます。
その都度、大自然の前には人間はとても無力な存在だということを思い知らされます。
「自然の猛威」を使った例文2
「原発事故は自然の猛威ではなく、人的被害だと認定されたようだ」
裁判ではそのような判決になったようですが、これは難しいところかも知れません。
確かにあのような大きな津波は予測できるはずもありませんが、予めもう少し対策がとれていたというのも事実なので、完全な人的被害とは言えないまでも、それなりの責任があるのは間違いないと判断されたようです。
「自然の猛威」を使った言葉と解釈
「自然の猛威」を使った言葉の意味の解釈です。
先の「自然の猛威の怖さ」のように、これらもよく見聞きする使い方となっています。
- 「自然の猛威を感じる」
- 「自然の猛威の恐ろしさ」
「自然の猛威を感じる」
この「自然の猛威」は、この「感じる」と使われることも多い言葉で、直接自分たちに影響があった訳ではないものの、ニュースなどの報道からそれを「感じた」時によく使われる表現です。
「自然の猛威の恐ろしさ」
先の例文にあった「凄さ」と意味合い的には同じだと考えて構わない使い方になり、共にそれがどれだけ怖いものかという表現に用いられます。
この「自然の猛威」は、それに対応する自然災害が起こってしまった時に聞く言葉です。
その為、できる限り見聞きしないに限る言葉だと言っていいでしょう。