「山稜」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「山稜」という表現は「遥か遠くに雄大な山々が織り成す山稜が見えています」などの文章で使われますが、「山稜」にはどのような意味があるのでしょうか?
「山稜」という表現の「意味・読み方・使い方・例文と解釈・類義語」について、詳しく解説していきます。
目次
- 「山稜」の意味
- 「山稜」の表現の使い方
- 「山稜」を使った例文と意味を解釈
- 「山稜」の類語や類義語
「山稜」の意味
「山稜」という表現は、「山の峰と峰をつないだ分水界(異なる水脈の境界線)を構成している峰筋の部分」や「山の峰と峰を結んで高くつらなっている尾根の部分」を意味しています。
「山稜」というのは、「山を眺めた時に、峰と峰をつないで高く盛り上がっている部分」や「谷と谷の境界となる尾根」のことを意味している表現なのです。
- 「山稜」の読み方
「山稜」の読み方
「山稜」の読み方は、「さんりょう」になります。
「山稜」の表現の使い方
「山稜」の表現の使い方を紹介します。
「山稜」の表現の使い方は、「山の峰と峰を結んだ時に高くつらなって見える尾根・分水界の部分」を指して使うという使い方になります。
例えば、「登山やクライミングが好きな人は、険しい山稜を眺めているだけでもわくわくとした気持ちになってきます」といった文章で、「山稜」の表現を使うことができます。
「山稜」を使った例文と意味を解釈
「山稜」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「山稜」を使った例文1
- 「山稜」を使った例文2
「山稜」を使った例文1
「山奥にあるこの旅館からは、複数の山々が織り成す山稜の素晴らしい景色を間近に見ることができました」
この「山稜」を使った例文は、「山稜」という表現を、「複数の山々が織り成す高い峰と峰を結ぶ尾根(峰筋)の素晴らしい景色を間近に見ることができた」という意味合いで使っています。
「山稜」を使った例文2
「起伏に富んでいて見晴らしも良い山稜をのんびり歩くというのが、登山の醍醐味の一つなのです」
この「山稜」を使った例文は、「起伏に富んでいて見晴らしも良い、峰と峰をつないだ時に高く盛り上がっている尾根の部分をのんびり歩くというのが」という意味を持つ文脈で、「山稜」という表現を使用しています。
「山稜」の類語や類義語
「山稜」の類語や類義語を紹介します。
- 「尾根」【おね】
- 「稜線」【りょうせん】
「尾根」【おね】
「尾根」という表現は、「峰と峰を結んで高く盛り上がっている部分」や「谷と谷に挟まれている山地の一番高い部分のつらなり」を意味しています。
その意味から、峰と峰をつないだ尾根を意味する「山稜」と類似の意味を持つ類語(シソーラス)として、「尾根」を指摘できます。
「稜線」【りょうせん】
「稜線」という言葉は、「山の峰と峰を結んだ時のライン(線)」や「山の高く盛り上がっている部分の尾根筋の線」を意味しています。
この意味合いから、「稜線」という表現を、山の峰と峰を結んだ時に高く盛り上がった尾根の部分を示す「山稜」の類義語として解釈することができます。
この記事で解説した「山稜」の表現には、「山の峰と峰をつないだ時に分水界をなしている高く盛り上がった尾根の部分」などの意味があります。
「山稜」の類語・類義語として、「尾根」「稜線」などがあります。
「山稜」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。