「悪乗り」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「悪乗り」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「悪乗り」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「悪乗り」の意味
- 「悪乗り」の表現の使い方
- 「悪乗り」を使った例文と意味を解釈
- 「悪乗り」の類語や類義語
「悪乗り」の意味
「悪乗り」とはその場の雰囲気、相手の調子などに合わせているうちに、度を越して調子に乗ることを言います。
- 「悪乗り」の読み方
「悪乗り」の読み方
「悪乗り」の読み方は、「わるのり」になります。
「悪乗り」の表現の使い方
「悪乗り」の表現の使い方を紹介します。
「悪乗り」とは名詞で、意味はその場の雰囲気、相手の調子に合わせているうちに、つい度を越して調子に乗ることを言います。
「昨日は悪乗りしてしまってごめんなさい」と言えば、調子に乗ってしまい、結果的に失礼なことをしたり悪いことをしたという時に使います。
しかし、謝れば済む問題ばかりではなく、度を越した振舞いは「悪乗りして、世間から非難を浴びる」という状態になることも十分ありえるのです。
つまり悪意がなかったという意味で「悪乗りしてしまった」と言い訳で使うこともできますが、許されるかどうかは別の問題です。
「悪乗りが過ぎる」「悪乗りしたことを翌日説教された」などと使います。
「悪乗り」を使った例文と意味を解釈
「悪乗り」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「悪乗り」を使った例文1
- 「悪乗り」を使った例文2
「悪乗り」を使った例文1
「あいつは酔うと悪乗りするタイプだからいつか問題を起こすのではないかと思っていた」
お酒が入ると、騒いだり、言いたい放題言ったり、調子に乗り過ぎることを「酔うと悪乗りするタイプ」という風に言います。
周りが楽しい場合は笑い話で済みますが、問題を起こす、迷惑をかける「悪乗り」は非難をあびることとなるでしょう。
「悪乗り」を使った例文2
「悪乗りで済まされる問題ではない、これは立派な犯罪行為だ」
「悪乗り」は、その場の雰囲気に流されて度を越した振舞いをしてしいまうことを言います。
しかし、場合によっては犯罪行為になることもあるのです。
「悪乗り」という言葉で言い訳もできないということを例文は言い表しているのです。
「悪乗り」の類語や類義語
「悪乗り」の類語や類義語を紹介します。
- 「火遊び」【ひあそび】
- 「悪ふざけが過ぎる」【わるふざけがすぎる】
「火遊び」【ひあそび】
「火遊び」とは火をおもちゃにして遊ぶという意味以外にも、危険な遊び、企てといった意味合いがあります。
またその場限りの男女の関係のことも「火遊び」と表現することもありますが、いずれにしましてもそれはその場の雰囲気に流された「悪乗り」とも言えるでしょう。
「火遊びでは済まされない事態となる」などと使います。
「悪ふざけが過ぎる」【わるふざけがすぎる】
「悪ふざけが過ぎる」の「悪ふざけ」とは人に迷惑をかけるほどふざけるという意味ですが、その度合いがさらにひどいということになります。
「あなた、悪ふざけが過ぎますよ、何をしているのですか」「酔って女性に抱きつくとは、悪ふざけが過ぎるぞ」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「悪乗り」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。