「目の上のたんこぶ」の意味とは!「目の上のこぶ」でも正解?類語や例文など詳しく解釈
この「目の上のたんこぶ」は、「いろはがるた」で有名な言葉です。
目次
- 「目の上のたんこぶ」の意味とは?
- 「目の上のたんこぶ」の表現の使い方
- 「目の上のたんこぶ」を使った例文と意味を解釈
- 「目の上のたんこぶ」の類語や類義語
「目の上のたんこぶ」の意味とは?
「目の上のたんこぶ」とは、自分と同等、または自分より上の立場の人が「目障りだ」という意味で使います。
立場が自分より上であれば、年下の相手に使うこともできますが、基本的に同年代や目上の人が対象になります。
その人物が目のすぐ上にぶら下がっているかのように「邪魔だ」という解釈で用いる言葉で、いい意味で使われることはありません。
- 「目の上のこぶ」でも正解?
「目の上のこぶ」でも正解?
この「目の上のたんこぶ」は、「目の上のこぶ」と使っても構いません。
この言葉は、漢字表現では「目の上の瘤」となり、普通に読めば「目の上のこぶ」となります。
また、これで「目の上のたんこぶ」と呼んでも間違いではなく、どちらでも意味の通る表現です。
「目の上のたんこぶ」の表現の使い方
「目の上のたんこぶ」の表現の使い方を紹介します。
この言葉は先のように、自分にとってその人物が邪魔だという意味で使いますが、人物以外を対象して用いることもできます。
あまり一般的とは言えない使い方ですが、例えば、「このバグが目の上のたんこぶなんだよ」と使った時には、まずそれさえ解消できればという解釈になり、目下一番の課題や問題だという意味になります。
「目の上のたんこぶ」を使った例文と意味を解釈
「目の上のたんこぶ」を使った例文と、その意味の解釈です。
いい意味はない言葉なので、人前で使う時には注意してください。
- 「目の上のたんこぶ」を使った例文1
- 「目の上のたんこぶ」を使った例文2
「目の上のたんこぶ」を使った例文1
「また目の上のたんこぶのあいつと一緒だ」
目障りだと思っている相手とまた一緒になってしまったと使っています。
それだけ気に食わない、その人物さえ居なければというほどの相手に使う言葉だと考えていいでしょう。
「目の上のたんこぶ」を使った例文2
「この敵が目の上のたんこぶだよ」
ゲームでその敵が邪魔で先に進めないといったような時に、このような使い方をされることがあります。
用い方として間違ってはいませんが、それほど聞く使い方でもありません。
「目の上のたんこぶ」の類語や類義語
「目の上のたんこぶ」の類語や類義語を紹介します。
意味や使い方は一緒ですが、あまり見聞きしない言葉かも知れません。
- 「鼻の先の疣々」【はなさきのいぼいぼ】
「鼻の先の疣々」【はなさきのいぼいぼ】
鼻の先に疣(いぼ)がたくさんあると、視界の邪魔になります。
よって、目の上に大きなこぶがある状態だという比喩の「目の上のたんこぶ」と同じく、自分にとって目障りな存在に対して使う表現です。
言い換え表現になりますが、こちらはそれほど有名ではなく、「いろはがるた」で「め」として使われている「目の上のたんこぶ」の方がよく使われています。
「目の上のたんこぶ」は、それほど邪魔だと思っている相手(や物)という意味になります。
よって、使う場面にはそれなりに注意が必要になると考えてください。