「おどおどする」の意味とは!類語や例文!
皆さんは「おどおどする」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか?
この言葉は、身近な会話の中だけでなく仕事など様々な場面で使われています。
この言葉の語感には、何か恐ろしいものに出会って身体が硬直してしまい、何もできないような印象を覚える言葉です。
そこで今回は、この「おどおどする」にフォーカスして、言葉の意味や具体的な使い方などを紹介していきたいと思います。
目次
- 「おどおどする」とは?意味
- 「おどおどする」の表現の使い方と注意点!
- 「おどおどする」を使った例文と意味を解釈
- 「おどおどする」の類語や類義語
「おどおどする」とは?意味
「おどおどする」とは、「何かに怯えたり恐れたりして、精神的に不安定になってしまい、落ち着かない状態になること」を意味している言葉となります。
「おどおどする」の表現の使い方と注意点!
「おどおどする」は「何かに怯えたり恐れたりして落ち着かない状態になること」という意味になりますので、目の前で恐ろしい出来事を見てしまい身体が硬直するまでに震え上がっている場合などで使われます。
「おどおどする」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「おどおどする」を使った例文を見ながら、具体的な活用シーンをイメージしてみることにしましょう。
- 「おどおどする」を使った例文1
- 「おどおどする」を使った例文2
「おどおどする」を使った例文1
「彼女は、何か言葉では言えないような存在におどおどして言葉1つ出すことができないのだ返事もできなかった。彼女は何か目に見えない存在を認識しているようだった」
彼女が見ているものは、一体何だったのでしょうか?
霊感が強い女性なのか、それともただその場の重たい空気が苦しくて、「おどおどして」いたのでしょうか?
このように目に見えなくても、その恐ろしい空気を察知して、「おどおどする」ようなことを経験したことのある人もいるかもしれません。
霊の存在を信じない人でも、時にはこんな経験をするのでしょう。
「おどおどする」を使った例文2
「彼は職員室に呼び出されて、ひどくおどおどしながら入っていったのだが、一体どんなことをしたのだろうか」
学生時代にこんな光景を見たり、実際に自分が経験したことのある人もいるのではないかと思います。
ちょっと友人をいじめてみたり、もしくは万引きをしたことが学校にバレてしまい通報されて、職員室に呼ばれたというものです。
悪いことをして職員室に呼ばれることで「おどおどする」ことは、昔の時代であれば、よくあったものですが、最近の中学生・高校生ともなると、職員室に呼ばれても平然としているようにも思えます。
「おどおどする」の類語や類義語
「おどおどする」を他の言葉で言い換えるとするなら、他にどのような言葉があるかを見て行くことにしましょう。
- 「挙動不審になる」【きょどうふしんになる】
- 「どもる」【どもる】
「挙動不審になる」【きょどうふしんになる】
「挙動不審になる」が「おどおどする」の類義語となりますが、「誰にも知られたくない隠し事などがあるために、立ち居ふるまいや言動に落ち着きがなくなり怪しい点があること」という意味になります。
「どもる」【どもる】
「どもる」も「おどおどする」の類義語として扱うことができます。
「言葉がスラスラを言うことができずに、支えてしまい同じ音を何度も繰り返すようなしゃべり方をすること」という意味があります。
「おどおどする」という言葉の意味や使い方を見てきましたが、この言葉が当てはまる人は何か後ろめたいことをしているのではないかと勘ぐられてしまいます。
したがって、普段の行動でも落ち着いて振る舞うことが大切です。