「裏事情」の意味とは！類語や例文など詳しく解釈

「裏事情」の意味

「裏事情」とは、表には出せない、出さない事実、原因、背景といったことに使う言葉です。

本当の事情、内幕といったことに使う言葉です。

• 「裏事情」の読み方

「裏事情」の読み方

「裏事情」の読み方は、「うらじじょう」になります。

「裏事情」の表現の使い方

「裏事情」を使った表現を紹介します。

「裏事情」とは、本音と建て前で言えば本音のことを指しています。

そして「裏事情」は、表立っては言えない、言うと不都合が起こるといったことに使います。

その為、当事者は隠しておきたい事実であり、他人からすれば好奇心から知りたいと思う内容であることも多いでしょう。

「君たちの家庭に、そんな裏事情があったとは驚きだ」「今の話は業界の裏事情なのでくれぐれも内密にお願いします」「ここでしか言えない裏事情だが、実のところ、あの会社の経営はかなり厳しいという噂だ」などと使います。

「裏事情」を使った例文と意味を解釈

「裏事情」を使った例文とその意味を解釈していきます。

• 「裏事情」を使った例文1
• 「裏事情」を使った例文2

「裏事情」を使った例文1

「そのような裏事情があったとは、あなたも大変だったでしょう」

「裏事情」とは、隠されていること、理由、原因といったことを言います。

つまりは人に言えないようなこと、隠しておかなければならない物事を言うのです。

人に知られることで恥をかく、不利益を被るといったことですから「裏事情」を抱えている者はとても苦労をすることになります。

「裏事情」を使った例文2

「華やかに見えるかもしれないが、あの家には色々と裏事情があるんだ」

表面的には問題がないように見せていて、実は裏側がドロドロとしているといった物事の内容、原因、背景などを「裏事情」と表現します。

例文のように、華やかに見せていても、裏側は大変であるという時に使います。

「裏事情」の類語や類義語

「裏事情」の類語や類義語を紹介します。

• 「公にはできない」【おおやけにはできない】
• 「隠された一面」【かくされたいちめん】

「公にはできない」【おおやけにはできない】

「公にはできない」とはある物事が、外部に知られるわけにはいかないこと、表沙汰にはできないという意味になります。

「こんなに借金があるなんて、公にはできない」「絶対に公にはできないので、必死に隠蔽している」などと使います。

「隠された一面」【かくされたいちめん】

「隠された一面」とは物事において、隠されていることがある、人に知られないようにしていることがあるという意味になります。

才能などいい意味で使う場合もありますが、悪い意味合いで使うことも多いのです。

「彼女は生活感を出さない女優だが、実は料理好きであるという、隠された一面を持っている」「とても優しそうにしているが、新人に意地悪をしているという隠された一面もある」などと使います。