「正のスパイラル」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
この「正のスパイラル」は、いいことが重なるという意味で使います。
目次
- 「正のスパイラル」の意味とは?
- 「正のスパイラル」の表現の使い方
- 「正のスパイラル」を使った例文と意味を解釈
- 「正のスパイラル」の類語や類義語
「正のスパイラル」の意味とは?
「正のスパイラル」とは、いいことがいいことを呼び、それが次々と重なることの表現です。
言葉として有名なのは、この逆の「負のスパイラル」(悪いことが更に悪いことを呼ぶという循環です)という言葉の方ですが、それとは全く逆の意味になる表現になります。
何かいいことがあり、それが更に次のいいことを生む、そして、そこからまたいいことに繋がるというスパイラル(循環)に対して使ってください。
「正のスパイラル」の表現の使い方
「正のスパイラル」の表現の使い方を紹介します。
具体的に表現すると、何かによってお金が得られたことから欲しかったものが購入でき、それを使って今までしたかったことに挑んだところ、それによって更なるいいことに繋がったといったような場合がこの言葉に当たる状態(状況)です。
従って、早々あることではなく、偶然も絡んでこそ起きると考えてもいいかも知れません。
逆に「負のスパイラル」には陥りやすいものですが、この「正のスパイラル」はそう簡単にそのようになるものでもないと思っておいていいでしょう。
「正のスパイラル」を使った例文と意味を解釈
「正のスパイラル」を使った例文と、その意味の解釈です。
スピリチュアルの世界では、これを目指す方法などがあるとされていますが、ごく普通に考えた場合、目指したり、狙ってそのようになるものでもありません。
- 「正のスパイラル」を使った例文1
- 「正のスパイラル」を使った例文2
「正のスパイラル」を使った例文1
「昨日から次々にいいことが起きていて、まるで正のスパイラルだ」
いいことからいいことに直接繋がってこそ、「正のスパイラル」と表現することができます。
その為、次々にいいことが起きたとしても、この表現とは違うというケースも多いです。
「正のスパイラル」を使った例文2
「正のスパイラルが止まった途端、悪いことが起きるようになった」
「禍福は糾える縄のごとし」という言葉(いいことと悪いことは表裏一体だということわざ)があるように、いいことだけ続くものでもありません。
かと言って、それが終わった途端に悪いことが起こるというものでもなく、いいことばかり続いていただけにそのように感じてしまうのかも知れません。
「正のスパイラル」の類語や類義語
「正のスパイラル」の類語や類義語を紹介します。
見た目は似た言葉ですが、少々意味が異なります。
- 「スパイラルアップ」【すぱいらるあっぷ】
「スパイラルアップ」【すぱいらるあっぷ】
序々に上昇していく様子を表す言葉です。
「スパイラルアップを目指して勉学に励んでいる」といったような使い方では、どんどん学力が高まるように頑張っていることが分かります。
「正のスパイラル」とは違い、自らが目指してその状態や状況にすることができることから、これが目標だと定めて頑張ることも珍しくありません。
「正のスパイラル」は、目指せるものでもありません。
前述のように、運の要素も多分に絡むと考えていい為、そのようなことになった時には自分の実力など以外に幸運にも感謝するべきでしょう。