「推賞」の意味とは！類語や例文など詳しく解釈

「推賞」の意味

「推賞」とは、ある物事、ある人のことを「素晴らしい」「優れている」という風に薦めることを言います。

• 「推賞」の読み方

「推賞」の読み方

「推賞」の読み方は、「すいしょう」になります。

「推賞」の表現の使い方

「推賞」の表現の使い方を紹介します。

「推賞」とは物事、人などを優れていると薦めることという意味です。

基本的には優れている、素晴らしいという判断は事実であるはずです。

しかし、極端なことを言えばそれほど自分がいいとは思えない物事、人であっても、別の人からは「素晴らしい」と言われていることもあるのです。

「推賞」されているからと言って必ず実力が優れているというわけではありません。

ですから「彼が日頃から推賞している作品だが、僕はそれほどいいとは思わない」という表現の仕方もあるのです。

「推賞に値する作品だ」「彼が推賞する本」「審査員全員から推賞された」などと使います。

「推賞」を使った例文と意味を解釈

「推賞」を使った例文とその意味を解釈していきます。

• 「推賞」を使った例文1
• 「推賞」を使った例文2

「推賞」を使った例文1

「初心者にはこの本が一番だと先生が推賞するので、さっそく購入しました」

この本の内容が優れている、と人にお薦めすることを「推賞」と言います。

先生が内容が優れていると、薦めるならば間違いないだろうと例文は言い表しているのです。

「推賞」を使った例文2

「彼女は、先生方からかなり推賞されているが、僕のところで採用する気はない」

「推賞」とは、ある人物が有能であるとか、素晴らしい人材だと褒めて相手にも薦めることを言います。

しかしそれはあくまでも主観に基づいていますのである人が優れていると判断しても、別の人からしたらそれほど魅力的に思わないこともあるでしょう。

例文のように薦められても、採用しないといったことになることもあります。

「推賞」の類語や類義語

「推賞」の類語や類義語を紹介します。

• 「熱賛」【ねっさん】
• 「推薦」【すいせん】

「熱賛」【ねっさん】

「熱賛」とは、自分が素晴らしいと入れ込んでいる対象を、熱を込めて褒めることを言います。

「先生が熱賛していた作品はこれだ」「彼女は、今沢山の人に熱賛されているが、本人は至って謙虚である」という風に使います。

「推薦」【すいせん】

「推薦」とは人や物を、優れていると認めた上で、他に薦めることを言います。

例えば受験などで「推薦入試」などがそれに当たります。

先生が、学業、態度などが優れていると認めた生徒を、そちらの学校へ入れてくださいとお願いするのです。

「推薦状を書いてもらった」「先生が推薦してくれたが、必ずしも合格するわけではない」「彼を会長に推薦します」などと使います。