「好感が持てない」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
ビジネスや日常会話で「好感が持てない」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「好感が持てない」の意味
- 「好感が持てない」の表現の使い方
- 「好感が持てない」を使った例文と意味を解釈
- 「好感が持てない」の類語や類義語
「好感が持てない」の意味
「好感が持てない」の意味は、「相手の印象や振る舞いに対して好ましいと思えないこと」です。
相手と初対面の時に、何か気に入らない、どうも自分とは相性が悪いと思うことを言います。
具体的には顔立ちが好みでなかったり、相手の服装がだらしない、不潔であるなど、又は言葉遣いが悪かったり、初めて会うのになれなれしい態度を取るなど、自分の気持ちの中で受け入れられない部分がある時の表現です。
- 「好感が持てない」の読み方
- 「好感が持てない」を分解して解釈
「好感が持てない」の読み方
「好感が持てない」の読み方は、「こうかんがもてない」になります。
特に難しい言葉ではないので読み書きできる様にしておきましょう。
「好感が持てない」を分解して解釈
「好感が持てない」は「好感+が(助詞)+持て・ない」で成り立っています。
「好感」とは一般的には「好ましい印象」という意味で使われ、単純に人に対して「良いなと思うこと」になります。
しかし「好感」は、昔から株式用語としても使われている言葉で、この場合は「好感する」となり、「取引が順調に行く」という意味になります。
「持つ」は「手に取る」という意味の他に「心の中に印象を抱く」という意味で使われます。
これらの言葉に打消しの助動詞「ない」が付き、「心の中で良いなと思えない」という意味で使われています。
「好感が持てない」の表現の使い方
「好感が持てない」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- 自分ではどうしようもない時に使う
文法的な使い方
「好感が持てない」は打消しの助動詞を伴った表現ですので、文末にそのまま使えます。
受け身形になる時には「好感を持たれない」になります。
自分ではどうしようもない時に使う
「好感が持てない」は、自分から嫌おうと思っている訳ではないのに、どうしても好きになれない相手に対して使います。
生理的に受け付けない感情を表す言葉です。
「好感が持てない」を使った例文と意味を解釈
「好感が持てない」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「好感が持てない」を使った例文1
- 「好感が持てない」を使った例文2
「好感が持てない」を使った例文1
「今度の営業担当者はヘラヘラしていて好感が持てない」
新しく取引先の営業担当になった人物が、軽そうに見えてしまいどうも印象が悪いことを表しています。
「好感が持てない」を使った例文2
「娘の彼氏に好感が持てない」
両親が、娘の連れてきた彼氏に対して良くない印象を持っていることを表しています。
「好感が持てない」の類語や類義語
「好感が持てない」の類語や類義語を紹介します。
- 「虫が好かない」【むしがすかない】
- 「気に食わない」【きにくわない】
「虫が好かない」【むしがすかない】
「何となく嫌な感じがして、避けたいと思うこと」という意味です。
「気に食わない」【きにくわない】
「相手に対して不満があり、合わないと思うこと」という意味です。
「好感が持てない」は「相手の印象や振る舞いに対して好ましいと思えないこと」という意味です。
漠然としたイメージで好きになれない時に使いましょう。