「カビ臭い」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「カビ臭い」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「カビ臭い」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「カビ臭い」の意味
- 「カビ臭い」の表現の使い方
- 「カビ臭い」を使った例文と意味を解釈
- 「カビ臭い」の類語や類義語
「カビ臭い」の意味
「カビ臭い」とは、カビが生えたような嫌な匂いがするという意味と、時代遅れである、古めかしいという意味の二通りがあります。
- 「カビ臭い」の読み方
「カビ臭い」の読み方
「カビ臭い」の読み方は、「かびくさい」になります。
「カビ臭い」の表現の使い方
「カビ臭い」の表現の使い方を紹介します。
「カビ臭い」という言葉には二通りの意味合いがあります。
まずは言葉の通りカビの臭いがして嫌だという意味です。
これは湿った部屋、押し入れ、布団、衣類などからするもので、何とも言えない嫌な臭いのことです。
「カビ臭い布団で寝るのは嫌だ」「何年も閉め切っていた倉庫の中に入るとカビ臭い」などと使います。
そして「カビ臭い」にはもう一つの意味合いがあります。
それは時代遅れである、古いといった意味で使う場合です。
これは実際にカビが生えているわけでも、臭いがするわけでもないのですが、そのようであるという意味を込めて使うのです。
「カビ臭い理論」などと言いますのは時代遅れ、古めかしいと皮肉、悪口となりますので、直接本人には言わないなど、使い方には注意するようにしましょう。
「カビ臭い」を使った例文と意味を解釈
「カビ臭い」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「カビ臭い」を使った例文1
- 「カビ臭い」を使った例文2
「カビ臭い」を使った例文1
「窓を開けていても部屋がカビ臭いので、除湿器を購入して対策することにした」
湿気がこもりやすい部屋などは、換気をしたところで湿気が溜まっていて嫌な臭いがします。
対策としては除湿器などを押し入れの中に向けてかけるなどして、溜まっている湿気をとることでしょう。
そうすることでカビが生えることを予防するのです。
「カビ臭い」を使った例文2
「あなた、そんなことを今どき言っていたら、カビ臭いって言われますよ」
「カビ臭い」とは、前時代的と言いますか、時代遅れ、古い考えといった意味合いでも使います。
あまりにも古いことを言ったり、相手に押し付けるような態度をしますと例文のように「カビ臭い」と周りの人に思われてしまうことになるでしょう。
「カビ臭い」の類語や類義語
「カビ臭い」の類語や類義語を紹介します。
- 「時代にそぐわない」【じだいにそぐわない】
- 「封建的な」【ほうけんてきな】
「時代にそぐわない」【じだいにそぐわない】
「時代にそぐわない」とは今の世の中に合っていない、という意味になります。
「お父さんのような古い考え方は、今の時代にそぐわない」などと使います。
「封建的な」【ほうけんてきな】
「封建的な」とは、個人の自由、権利よりも上下の人間関係を重んじる、上の者が下の者に強く出るといったことを言います。
「封建的なおやじには困ったものだ」「そんな封建的な風習は、今は止めた方がいい」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「カビ臭い」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。