「ガタ落ち」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「ガタ落ち」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「ガタ落ち」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「ガタ落ち」の意味
- 「ガタ落ち」の表現の使い方
- 「ガタ落ち」を使った例文と意味を解釈
- 「ガタ落ち」の類語や類義語
「ガタ落ち」の意味
「ガタ落ち」とは、量や価値などが、短期間で大きく減ることを言います。
- 「ガタ落ち」の読み方
「ガタ落ち」の読み方
「ガタ落ち」の読み方は、「がたおち」になります。
「ガタ落ち」の表現の使い方
「ガタ落ち」を使った表現を紹介します。
「ガタ落ち」とは名詞で「がた落ち」とも書きますが、意味は物の量、価値、良い評判といったものが、急激に落ち込んだ状態を言います。
徐々に落ちる、下がるではなく、短期間でどんと下に落ちるといったイメージが当てはまりますので「ガタ落ち」といった状態が仕事面などで起ることはとてもマイナスなこととなります。
使い方としては「たった一度でもこんなことが起こると信用はガタ落ちになる」「今月に入ってから、売上がガタ落ちでこのままだと大変なことになる」「あのアイドルは熱愛が発覚してから人気ガタ落ちになった印象だ」という風になります。
「ガタ落ち」は、言葉の持つ意味から考えましても、相手に向かって直接言うのは控えた方がいいでしょう。
叱咤激励のつもりであっても、あなたの価値が急激に落ちたと言われればショックが大きいでしょう。
使い方には配慮も必要となる言葉です。
「ガタ落ち」を使った例文と意味を解釈
「ガタ落ち」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「ガタ落ち」を使った例文1
- 「ガタ落ち」を使った例文2
「ガタ落ち」を使った例文1
「ここまで、ガタ落ちした信用を短期間で回復させるのは難しいだろう」
信用というのは、一旦失いますと、回復させることはとても難しいものです。
急激に落ちるという意味で「ガタ落ち」と使いますが、少しずつ積み上げていくものが信用ですから、短期間で回復させることは難しいと、例文は言い表しているのです。
「ガタ落ち」を使った例文2
「才能はある人なのだが、ここまで人気がガタ落ちしたら、使いづらいというのが正直な気持ちだ」
人気があったのに、何かがあって急激に人気がなくなることを「ガタ落ち」と言います。
例文のように、才能、実力といったものがあるにせよ、人気というものがないのであれば使いにくい人材となると言っているのです。
「ガタ落ち」の類語や類義語
「ガタ落ち」の類語や類義語を紹介します。
- 「急落」【きゅうらく】
- 「一気に落ちる」【いっきにおちる】
「急落」【きゅうらく】
「急落」とは、値段、相場などが急に下がることを言います。
「ここまで急落するとは思わなかった」「急落するリスクも最初からあったわけで、見抜けなかった自分が悪い」などと使います。
「一気に落ちる」【いっきにおちる】
「一気に落ちる」とは、勢いよく、ひといきに落ちるという意味になります。
「あれほど華やかだったのに。
ここまで一気に落ちる人も珍しい」「不祥事がばれたら、会社の信用は一気に落ちる」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「ガタ落ち」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。