「真っ先に」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
この「真っ先に」という言葉は、対象となる何かの事柄に絡んで使われます。
目次
- 「真っ先に」の意味とは?
- 「真っ先に」の表現の使い方
- 「真っ先に」を使った例文と意味を解釈
- 「真っ先に」の類語や類義語
「真っ先に」の意味とは?
「真っ先に」は、「一番最初に」と言い換えることができる言葉です。
実際に使われている頻度もそれとほとんど変わらず、検索エンジンで調べてみても、共に1400万件近くの実用例などがヒットします。
よって、どちらがメジャーと言える表現だという訳でもなく、共に問題なく同じ意味が表現できる言葉同士だと言って構いませんが、この「真っ先に」の方には少し俗っぽさが感じられる為、公式な場などでは「一番最初に」の方が向いています。
- 「真っ先に」の読み方
「真っ先に」の読み方
「真っ先に」の読み方は、「まっさきに」になります。
「真」は一字で「本当」という意味で使われ、「本当に最初」となることから、「一番最初」だと解釈すると考えていいでしょう。
「真っ先に」の表現の使い方
「真っ先に」の表現の使い方を紹介します。
この「真っ先」は、一番最初に何かを行う、行った、そのような状況だったと使う為の言葉で、それ以外の意味は何もありません。
その為、解釈が難しいということはまずなく、強いて言えば、使ったり見聞きした際に、本当にそうなのか、そうだったのかという点の方を気にした方がいいでしょう。
「真っ先に」を使った例文と意味を解釈
「真っ先に」を使った例文と、その意味の解釈です。
そうだと思ったいたものの、実は違ったといったこともあるでしょう。
- 「真っ先に」を使った例文1
- 「真っ先に」を使った例文2
「真っ先に」を使った例文1
「真っ先に着いたと思ったら、先着者が居て驚いた」
誰よりも先に着いたはずが、既に着ていた人が居たと使っています。
もちろん「一番最初に」と言い換えても構いません。
「真っ先に」を使った例文2
「何を差し置いても、これは真っ先にやるべきだ」
他の事柄より、一番最初にやるべきことがあるようです。
このような使い方はビジネスでもよく見聞きしますが、「一番最初に」の方が表現的に無難なケースが多く、無理にこちらを使う必要はありません。
「真っ先に」の類語や類義語
「真っ先に」の類語や類義語を紹介します。
先の「一番最初に」が一番適した言い換え表現ですが、このような類語も存在しています。
- 「いの一番に」【いのいちばんに】
- 「端をきる」【はなをきる】
「いの一番に」【いのいちばんに】
「いの一番に駆けつけた」などと、こちらも「真っ先に」と置き換えられる言葉になります。
何故「いの」と使っているのかと言えば、平仮名を現在の「あいうえお」順ではなく、「いろはにほへと」と並べていた頃に作られた言葉の為です。
その最初が「い」なので、「一番最初」という意味になると考えてください。
「端をきる」【はなをきる】
この「端をきる」は、「一番最初に行う」という意味になる表現です。
「俺が端をきってやる」と使うと、「俺が一番最初に行って(やって)やる」と言っていると解釈できます。
レースやスポーツで使われることが多い言葉で、「端をきったのは2番の選手」などといった使い方になり、そのままの置き換えにはなりませんが、「真っ先に」と同じ意味だと考えて構いません。
「真っ先に」はここでの説明のように、「一番最初に」と同じ意味になる言葉です。
そちらと同程度の頻度で見聞きしますが、ビジネスにはあまり向いていないかも知れません。