「やめ時」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
調子のいい時こそ、この「やめ時」も考えておく必要があるでしょう。
目次
- 「やめ時」の意味とは?
- 「やめ時」の表現の使い方
- 「やめ時」を使った例文と意味を解釈
- 「やめ時」の類語や類義語
「やめ時」の意味とは?
「やめ時」とは、物事の適した終了のタイミングです。
どれだけ調子よく進んでいても、これを間違えると台無しになってしまうことも多いので注意しないといけません。
例えば、株の取引で所持している銘柄の相場が連日に渡ってじわじわと上昇していると、この「やめ時」(ここでは売却のタイミング)が難しいものです。
その理由は、持ち続けていれば更に上がるだろうと考えてしまうからに他なりませんが、そういった欲をかいていると、そのうち今度は逆に下落してしまうことになります。
株の相場が一方的に上がり続ける訳がないからです。
- 「やめ時」の読み方
「やめ時」の読み方
「やめ時」の読み方は、「やめどき」になります。
上の株取引の例のように、色々な事柄が対象になる言葉で、いずれ終了の時がくる(終了しなくてはいけない)ものに対して使われる言葉だと考えてください。
「やめ時」の表現の使い方
「やめ時」の表現の使い方を紹介します。
いずれ終了のタイミングがあるものに使うと書きましたが、そのタイミングによって得ができたり、損をすることがあるという点も付け加えておきます。
株のような金銭的なそれという場合だけでなく、「やめ時」の間違いによって時間の無駄となってしまったり、人や団体との関係に影響してしまうようなことも少なくありません。
しかし、ほとんどの対象で最適な「やめ時」は、それを模索している段階で分かることはまずなく、後からちょうどいいタイミングだった、あそこがそれだったなどと気付くことになるものです。
「やめ時」を使った例文と意味を解釈
「やめ時」を使った例文と、その意味の解釈です。
最初からこれが分かっていれば、どれだけ楽なことかと思ってしまいます。
- 「やめ時」を使った例文1
- 「やめ時」を使った例文2
「やめ時」を使った例文1
「完全にやめ時を間違えて、大損してしまった」
先の株取引などの相場商品、またはギャンブル全般に関して言えることで、冒頭のように調子がいい時こそ、どこで引くかを考えておくべきです。
「やめ時」を使った例文2
「目標の100回に達したので、ここがいいやめ時だろう」
何かトレーニングでそこまでは試行しようと決めていた回数まで行ったので、ここまでにしようと言っています。
まだ体力に余裕があれば、もっと回数を重ねることができる知れませんが、オーバーワークは怪我の元というもので、一度に多く行えばいいというものでもありません。
「やめ時」の類語や類義語
「やめ時」の類語や類義語を紹介します。
よく似た意味の言葉ですが、こちらは使えるシチュエーションが限られます。
- 「引き際」【ひきぎわ】
「引き際」【ひきぎわ】
主に「身を引くタイミング」として使われる言葉です。
よって、退職や引退の時期のことによく用いられますが、それ以外の対象にも使えないという訳ではなく、ギャンブルでも「ここら辺が引き際だろう」などと使うことがあります。
この「やめ時」を考えている時には最適なそれは分からないものですが、主に経験によって、ある程度の判断はできるようになってくるものです。