「その気になる」の意味とは!類語や例文!
皆さんが普段から使っている日本語には、色々な言葉がありますが、その中で「その気になる」という表現も、何気なく使っていることでしょう。
しかし、改めて意味を考えるような機会はそんなにないかと思います。
そこで今回は、この「その気になる」にフォーカスして考えてみたいと思います。
目次
- 「その気になる」とは?意味
- 「その気になる」の表現の使い方と注意点!
- 「その気になる」を使った例文と意味を解釈
- 「その気になる」の類語や類義語
「その気になる」とは?意味
「その気になる」とは、「ある物事の対象に関心を持ってやる気になること」、「その物事に興味を持って、ワクワクと意欲が湧き出ること」という意味があります。
「その気になる」の表現の使い方と注意点!
「その気になる」は「ある物事の対象に関心を持ってやる気になること」という意味がありますので、人から励まされて、やる気がもりもりとなっていくような時に使われます。
また、人にそそのかされたり、おだてられて気持ちが高まる時にも使われます。
「その気になる」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「その気になる」を使った例文を見ながら、具体的な活用シーンをイメージしてみることにしましょう。
- 「その気になる」を使った例文1
- 「その気になる」を使った例文2
「その気になる」を使った例文1
「あいつは人におだてられてすぐにその気になるのですが、とても単純に考えるので心配だ」
人に励まされたり、アドバイスを受けて「その気になる」ことは、とても良いことですが、騙されて「その気になる」リスクもあります。
そのようなことから、たとえ他人から言われたことで、深く考えずに「やる気になる」ことはとても危険なのです。
「その気になる」を使った例文2
「上司の山下課長は、部下がその気になるように上手に導いていく。これでどんな部下でもやる気を起こすのです」
「その気になる」の使い方は、悪い意味であったり、いい意味、両方とも使うことができます。
この例文では、上司のアドバイスで部下が「その気になる」ので、部下も士気が上がり、とても良い仕事ができるのです。
「その気になる」の類語や類義語
「その気になる」を他の言葉で言い換えるとするなら、どのような言葉があるかを見ていくことにします。
- 「調子付く」【ちょうしづく】
- 「シャカリキ状態になる」【しゃかりきじょうたいになる】
「調子付く」【ちょうしづく】
「調子付く」という言葉も「その気になる」の類義語として扱うことができます。
「勢いが盛んになって動きが滑らかになること」、「調子が出る」という意味がありますが、「得意になってうわついた状態になる」という意味もあります。
「シャカリキ状態になる」【しゃかりきじょうたいになる】
「シャカリキ状態になる」という表現も「その気になる」と似た意味を持つ言葉です。
「気力が高まっていくこと」という意味になります。
「その気になる」という言葉は、色々な場面で使われる言葉ですが、いい場面、悪い場面の両面で使うことができゆ言葉です。
そのために文脈の前後を考えながら、使わないと誤解を生んでしまう可能性もあるので、正しく理解するようにしておきましょう。
何れにしても、「その気になる」ことは、とてもいいことなのですから。