「すってんてん」の意味とは!類語や例文!
皆さんは、「すってんてん」という言葉をどこかの場面で聞いたことがあるかもしれません。
しかし、この言葉は恐らく若い世代の人達の間では、あまり使われていることがないでしょう。
そこで今回は「すってんてん」について、見ていこうと思います。
目次
- 「すってんてん」とは?意味
- 「すってんてん」の表現の使い方と注意点!
- 「すってんてん」を使った例文と意味を解釈
- 「すってんてん」の類語や類義語
「すってんてん」とは?意味
「すってんてん」は、「自分が持っていたお金や財産、あるいは物などがすっかりなくしてしまうこと」、または「なくなること」という意味になります。
「すってんてん」の表現の使い方と注意点!
「すってんてん」は「お金や財産を失ってしまうこと」という意味になりますので、事業に失敗したり、賭けで負けて全てを失うような場面で使われます。
「すってんてん」の語感には「滑り転んでしまう」という意味がありそうですが、そのような使い方はありません。
「すってんてん」を使った例文と意味を解釈
ここで「すってんてん」を使った例文を見ながら、具体的な活用シーンをイメージしてみてください。
- 「すってんてん」を使った例文1
- 「すってんてん」を使った例文2
「すってんてん」を使った例文1
「彼は副業のつもりでやっていたFXで、失敗してすってんてんになった」
最近、流行っているネットトレードのFXですが、インターネットを使って手軽にスマホでできる為替売買の取引です。
少額資金でできるために、若い人達の中でもやっている人が多いのですが、これで「すってんてん」になったということは、かなりのお金を注ぎ込んでしまったのでしょう。
「すってんてん」を使った例文2
「友人の田中は、ラスベガスのギャンブルにハマりすぎて、すってんてんになったのです」
ギャンブルと言うと、日本では競馬や競輪がありますが、海外のカジノギャンブルは動くお金の桁が異次元レベルに違うことがあります。
特にバカラというカードゲームでは、軽く数千万円の賭け金が動くと言われていますので、下手にハマると間違いなく「すってんてん」になります。
「すってんてん」の類語や類義語
「すってんてん」を他の言葉に置き換えるなら、どのような言葉があるでしょうか?
- 「カラッケツ」【からっけつ】
- 「一文なし」【いちもんなし】
「カラッケツ」【からっけつ】
「カラッケツ」という言葉が「すってんてん」の類義語の1つとして見ることができます。
「自分の持っているお金を使い果たしてしまい、全くなくなること」という意味になります。
財布の開いてみると、1円も入っていないようなイメージがあります。
「一文なし」【いちもんなし】
「一文なし」も「すってんてん」の類義語になりますが、これもまた「全くお金を持っていないこと」という意味になります。
例文のようにギャンブルに失敗して全くお金を使い果たしてしまった感があります。
「すってんてん」という言葉を聞くと、本当に1円も持っていない印象を覚えてしまいます。
お金は常にあるものとして考えるのではなく、常に蓄えていざという時に使えるようにしておかなくてはなりません。
そうでないと、「すってんてん」になった時に路頭に迷うことになります。