「上り調子」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「上り調子」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「上り調子」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「上り調子」の意味
- 「上り調子」の表現の使い方
- 「上り調子」を使った例文と意味を解釈
- 「上り調子」の類語や類義語
「上り調子」の意味
「上り調子」とは、調子が良くて勢いに乗っていることを言います。
仕事、勉強、スポーツ、精神的なことと、あらゆることに使える言葉です。
- 「上り調子」の読み方
「上り調子」の読み方
「上り調子」の読み方は、「のぼりちょうし」になります。
「上り調子」の表現の使い方
「上り調子」の表現の使い方を紹介します。
「上り調子」とは、調子が良くなって、勢いが出てきた時に使う言葉です。
例えば、スランプに陥っていたスポーツ選手などの調子が戻り、勢いも出てきた時などに「今年に入ってから、上り調子だ」などと言うのです。
他にも仕事の状態が良く勢いがあることを「彼は今、上り調子みたいで羨ましい」と言ったりもします。
また辛いこと、悲しいことがあって沈んでいた時から、元の状態に戻り以前よりも元気になっていくことを「彼女も、上り調子になって安心した」という風に使うこともできるでしょう。
「上り調子」を使った例文と意味を解釈
「上り調子」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「上り調子」を使った例文1
- 「上り調子」を使った例文2
「上り調子」を使った例文1
「君は今、上り調子で一番楽しい時だろう、しかし記録はいつか止まってしまう時が来るのであまりこだわり過ぎない方がいい」
スポーツなど、トレーニングが上手くいくと良い成績が出る時があります。
しかし、物事には波がありますのでいい時もあれば不調になる時も来るでしょう。
例文は今は好調で楽しい時だが、いずれスランプになる時もあるだろうから、あまり記録にこだわり過ぎない方がいいと言っているのです。
「上り調子」を使った例文2
「あの会社は、ここのところ上り調子だし将来性もある」
会社の業績が上がっており、勢いがあることを「上り調子」と言います。
就職するならば「上り調子」かつ、将来的にも発展できる分野であるかが判断基準となるでしょう。
「上り調子」の類語や類義語
「上り調子」の類語や類義語を紹介します。
- 「伸び盛り」【のびざかり】
- 「好調」【こうちょう】
「伸び盛り」【のびざかり】
「伸び盛り」とは、子供の背が良く伸びる時期のことを言いますが、それとは別に、才能、能力などが目立ってくること、どんどんいい方向へ成長する時期であるという意味でも使います。
「彼は今、若いし伸び盛りだから、将来が期待できる」「伸び盛りを過ぎているので、これ以上は変化はない」などと表現します。
「好調」【こうちょう】
「好調」とは調子が良いこと、上手くいっているという意味で、仕事、学業、スポーツなど様々なことに使うことができます。
「私の仕事は好調ですのでご心配なく」「彼は今、好調の波に乗っていて、勢いを止めることは誰もできない」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「上り調子」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。