「嫌な感じ」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
日常会話で「嫌な感じ」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「嫌な感じ」の意味
- 「嫌な感じ」の表現の使い方
- 「嫌な感じ」を使った例文と意味を解釈
- 「嫌な感じ」の類語や類義語
「嫌な感じ」の意味
「嫌な感じ」の意味は以下の3つです。
1つ目は、「相手の態度や雰囲気に不快な印象を持つこと」という意味で、最初に出会った時に相手に対して良くないイメージを持つことを言います。
2つ目は「全体的な雰囲気が良くないこと」という意味で、その場の流れや人の様子が殺伐としていて今にもケンカになりそうなことを言います。
3つ目は「良くないことが起こりそうな気配がすること」という意味で、霊感や直感の強い人がその場に悪い「気」を感じることを言います。
- 「嫌な感じ」の読み方
- 「嫌な感じ」を分解して解釈
「嫌な感じ」の読み方
「嫌な感じ」の読み方は、「いやなかんじ」になります。
特に難しい漢字でないので、読み書きできる様にしておきましょう。
「嫌な感じ」を分解して解釈
「嫌な感じ」は「嫌な+感じ」で成り立っています。
「嫌な」は形容動詞「嫌だ」の連体形で、「欲しくない」「したくない」「不愉快である」という意味があります。
「感じ」は「ものごとに接した時に受ける気持ち」「外部からの刺激への反応」「そのものらしい独特の雰囲気」という意味があります。
これらの言葉が組み合わさり「ものごとに接した時に不愉快な気持ちを受けること」として使われています。
「嫌な感じ」の表現の使い方
「嫌な感じ」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- 理由がないものに使う
文法的な使い方
「嫌な感じ」は形容動詞ですので、文末に使う時には「嫌な感じだ・である」になります。
会話として使う時には「嫌な感じ」という言い切りの形で使えます。
理由がないものに使う
「嫌な感じ」は、五感ではなく第六感を使った言葉ですので、何となく不快に思う時に使います。
「何がどう嫌か」という明確な理由がなく、説明が出来ない時でも使える言葉です。
「嫌な感じ」を使った例文と意味を解釈
「嫌な感じ」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「嫌な感じ」を使った例文1
- 「嫌な感じ」を使った例文2
「嫌な感じ」を使った例文1
「今度の担当者は嫌な感じの人だった」
仕事で新しく担当になった人と顔合わせしたところ、どうも相性が悪くてあまり関わり合いたくない印象だったことを表しています。
「嫌な感じ」を使った例文2
「このトンネルはなんとなく嫌な感じがする」
霊感の強い人が事故の多いトンネルに入り、良くない「気」の流れを感じていることを表します。
「嫌な感じ」の類語や類義語
「嫌な感じ」の類語や類義語を紹介します。
- 「印象が悪い」【いんしょうがわるい】
- 「胸騒ぎ」【むなさわぎ】
「印象が悪い」【いんしょうがわるい】
「直接見たり聞いたり接したりした時に、相手に対して不快な気持ちが湧くこと」という意味です。
「胸騒ぎ」【むなさわぎ】
「何か悪いことが起きそうな予感がして、不安状態になること」という意味です。
「嫌な感じ」は「相手の態度や雰囲気に不快な印象を持つこと」「全体的な雰囲気が良くないこと」「良くないことが起こりそうな気配がすること」という3つの意味があります。
漠然としていて理由が付けられない時に使いましょう。