「落ちぶれる」の意味とは！類語や例文など詳しく解釈

「落ちぶれる」の意味

「落ちぶれる」とは、以前のその人の状態よりも悪くなり、惨めな様子になることを言います。

• 「落ちぶれる」の読み方

「落ちぶれる」の読み方

「落ちぶれる」の読み方は、「おちぶれる」になります。

「落ちぶれる」の表現の使い方

「落ちぶれる」を使った表現を紹介します。

「落ちぶれる」とは、人が持っていたお金を失くしたり、立場、身分を失うといったことで状況が悪くなり、惨めになることを言います。

自分で自虐的に言うこともありますが、他人のことを言う場合は陰口、噂話といった形になることが多いでしょう。

意味合いからしましても、直接本人に「落ちぶれた」などと指摘しますのは、皮肉、暴言ということになりますので使い方には注意しましょう。

不運によって「落ちぶれる」状況になった場合は「可哀そうに、落ちぶれてしまって・・・」と同情する言い方になりますが、人に酷いことをしたり、自業自得である場合は「あんな風に落ちぶれるとは情けないものだ」「彼が落ちぶれたのは自業自得だ」という風に表現します。

「落ちぶれる」を使った例文と意味を解釈

「落ちぶれる」を使った例文とその意味を解釈していきます。

• 「落ちぶれる」を使った例文1
• 「落ちぶれる」を使った例文2

「落ちぶれる」を使った例文1

「儲かっている時期もあったし、こんな風に落ちぶれるとは思わなかった」

以前は儲かっていて、お金を持っていたのに、現在では財産を失う状態になっていることを「落ちぶれる」と表現します。

とても惨めである、貧乏な状態にあるといった意味でもあります。

「落ちぶれる」を使った例文2

「彼女は落ちぶれると、それまでの明るさを失い、すっかり人生諦めたようになったらしい」

以前の身分、立場といったものを失い、惨めな状況にあることを「落ちぶれる」と言います。

本人にしてみればとても辛い状態ですから、例文のように明るさを失ったり、人生を諦めた風になるのも仕方がないでしょう。

「落ちぶれる」の類語や類義語

「落ちぶれる」の類語や類義語を紹介します。

• 「うらぶれる」
• 「落ち目になる」【おちめになる】

「うらぶれる」

「うらぶれる」とは、以前よりも状況が悪くなり、惨めな様子になることを言います。

「今では別人のように、うらぶれる」「このようなうらぶれた姿をあなたに見られたくなかった」などと使います。

「落ち目になる」【おちめになる】

「落ち目になる」とは、仕事や立場、勢いといったものが下り坂になるという意味になります。

つまり仕事であれば売れなくなる、人気が落ちるといったことです。

「落ち目になると、人は去っていくものだ」「この仕事は、努力をしなければあっという間に落ち目になる」などと使います。